++Concert Tour「2001」〜今ここに僕はいる〜++

皆様から寄せられたコンサートレポを掲載します
掲載希望の方は遠慮なく管理人までメールでお願い致します

注意:このレポはあくまでも管理人が見たままを書いてます。
感じ方は人それぞれですので、反論のある方もいらっしゃるでしょうが
私にはこのレポの通りにしか見えなかったし感じなかったのでご容赦下さい

2001年11月23日(金) 東京国際フォーラム ホールA
                             管理人にょろぽんのレポ
ちょうど8月のお盆の頃に今回のライブを知り、初ライブ参加を決めたのが今となっては懐かしい。
富山在住の私が東京まで行こうと思ったのは、偶然3連休の初日という日程だったのと、ツアーのファイナルというのを体験してみたかったから・・・。
まあ、一番近いのは新潟だったわけだが、平日だったし・・・。
主人も子供も「行って来ていい!」と言ってくれたので、ありがたく東京まで行かせてもらいました。

当日は飛行機で羽田へ・・・。そしてCatさんに迎えに来てもらい、宿泊先のホテルに荷物を置き、速攻で国際フォーラムへ向かいました。
もの凄いダフ屋の数、そして何やら行列が・・・と思ったら「フェラガモのバーゲン」だった。(^。^;)

軽い腹ごしらえをして、ホールAに入場。
人・人・人・・・やっぱ5000人って凄いんだなぁと実感しつつ、ホールAに入る扉までたどり着く。
中へ入ると・・・想像以上にでっかいホール・・・それが人で埋め尽くされている。
今回、初ライブにしてなんと席が前から3列目、しかもほぼ中央!
入った瞬間、前から3列目を探して目をやると・・・これがとんでもない席!(爆)
私の前を歩くCatさんの背中に「ねえ、怖いよ〜。3列目なんて・・・怖いよ〜。」と何回叫んだ事か。
実際に席につくと、ステージ上ではスタッフの方がマイクやいろんな機材の最終チェックをしてらっしゃいましたが、このスタッフさんたちが等身大で見えるのです。
・・・ってことは・・・もちろんそこで歌う織田ちゃんも等身大?\(>o<)/ギャーッ!
妙な所に今更ながら感動しつつ、今か今かと開演を待ちます。

そして・・・ついに今回のコンサートツアーのファイナルの幕開け。
白いTシャツの上に白いジャケットを羽織り、白いパンツに白いスニーカー、天使のような織田裕二様の登場です。
ステージ上に動く織田ちゃんが・・・まず壊れました。σ(^_^;ワタシ?
だって今までテレビの中、スクリーンの中でしか織田ちゃんは動いてなかったんです。
それが目の前で動いてる、歩いてる、笑ってる・・・。(感涙)
顔ちっこい、思ったよりぜんぜん痩せてる、でも何気な表情や仕草がいつかテレビで見た事のある織田ちゃんそのものだーーーーー!
正直な感想・・・「織田裕二ってちゃんと生きてる人間やったんやぁ・・・。」(-。-) ボソッ
いや、それぐらいバーチャルな存在だったのさ、私にとっては・・・。

1曲目:Lie Lie Lie
目の前で歌ってるぅ♪感動!ちょっと前までお歌を歌う織田ちゃんに笑いが止まらなかった自分は今どこに?
もう、うっとりしちゃいました。(はぁと)
曲が終わると、「こんばんは!織田裕二です!元気でっす!(^-^)」。
あぁ、元気なんだ・・・よかったなぁ・・・とロケボの中断の事とかが走馬灯のように駆け巡りました。

2曲目:OVER THE TROUBLE
私の周りではあまりタオルを投げてる方はいらっしゃいませんでした。
後方はどうだったんでしょう?

3曲目:Shake it UP!
スクリーンに映し出されるおサルさん、かわいかった。
そして舞台袖からモンキーダンスするスタッフさんの腕が確認でき、最後のライブをみんなが盛り上げてるのがわかりました。

4曲目:う・ね・り
ギターを弾く織田ちゃん、いつもの突っ込み癖はどこへやらうっとりしまくる管理人。
ずっと怪我してた左手の人差し指を気にして見てましたが、「F」のコードの時にしっかり使って押さえてましたので、大丈夫なんでしょう。ただ「F」以外のときは不自然に曲がっていたような・・・。
そういうクセの場合もあるので、何とも言えませんが・・・。

5曲目:Grasshopper's Life(未発表曲)
ちょっと大人の雰囲気の曲なんでしょうかね?一度聞いたっきりじゃわかりません。

6曲目:Secret Rendez-Vous
実はこの曲好きなんだよ〜。目の前で眉間にシワ状態で歌う織田ちゃんに感激。
(でも今思えば、この時すでにしんどかったのかも・・・涙)

7曲目:LOVE・・・(未発表曲)
いやぁ、この歌の時の鋭い目つきにはシビレましたわ。(*^^*)ポッ
まさに「目で殺す」って感じでした。こういう織田ちゃん、好き♪

そして衣装替えタイム。
その間スクリーンに映し出された織田ちゃんのカッコいいお写真を拝見。
途中、後ろ髪のぴょこんとハネたちょっとかわいこちゃんモードのお写真で、「あ!吉沢悠や!」と思わず突っ込みを入れてしまい、隣りでCatさんがウケてました。(笑)

スクリーンでの二次元体験終了後、舞台向かって左側からタキシードの織田ちゃん再び登場!
バラの花を客席に投げ、その周辺は騒然。
私たちの位置はどう考えても飛んで来ない場所なので、みなさんホケーっと見とれてました。
そして中央に戻って来た織田ちゃんに、バンドの皆さんが「ピアノ、ピアノ」って感じで指差すと、お約束ながらグランドピアノの椅子に座る。
会場からは「頑張れー!」と激励が・・・。(笑)

8曲目:Your Song(「エンジェル僕の歌は君の歌」主題歌)
エルトン・ジョンのこの曲をピアノ弾き語りで聞かせる織田ちゃん。
いやぁ、いいですね〜♪もちろん途中から住友さんがしっかり弾いてたんだけど、織田ちゃんの声で聞くこの曲も(~^T)ジーンときました。
スクリーンにはもちろんエンジェルの時の「たっちゃん」が・・・。(涙)

9曲目:みんなのうた(「彼女が水着にきがえたら」主題歌)
時折、サザンの桑田さんのモノマネ(もどき)で「アリーナ〜♪」って叫んでみたり・・・。

10曲目:どんなときも(「就職戦線異常なし」主題歌)
歌えちゃう!歌えちゃう!勉強してないのに当時流行った歌は歌えるもんです!
ガンガン、歌っちゃいました!

そしてあの名作(笑)一発太郎@卒業旅行ニホンからきましたの主題歌「YMCA」の演奏・・・。
実はこの曲も歌って欲しかった・・・。
だって一発太郎のYMCA大好きなんだもん♪
ここでメンバー紹介を兼ねて、お題の発表!
ファイナルでのお題は「あなたが一番幸せだと思う時」。
スクリーンにはそれぞれのお写真が出てきて、一人ずつバンドの方がお話されるんだけど、印象に残ったのは住友さんのお子さんの写真!
もう、住友さんにウリふたつ。(爆)
あとベースの坂本竜太さんが37歳ってーのに驚いたりしちゃってました。
なんてったって、パーカッションのフランシスに英語(思いっきりもどき)で語りかける織田ちゃんの「アッピッパ・・・」というインチキ英語に一番笑いましたが・・・。

11曲目:ラブストーリーは突然に(「東京ラブストーリー」主題歌)
あーーーー!歌いました!声張り上げて、歌っちゃいました!
なぜにこれだけ歌えるのか、自分でも不思議なくらい歌えましたね〜。
やってくれたらフルコーラス歌えたんじゃなかろうか・・・。
スクリーンに「カンチ」が映し出された瞬間、思わず顔を両手で覆った織田ちゃん。プリティ♪

12曲目:YAH! YAH! YAH!(「振り返れば奴がいる」主題歌)
場内大盛り上がりです。当然、拳は振り上げましょう!
一瞬だけのチャゲアスコンサートもどき!(爆)
スクリーンの司馬先生、その下には拳を突き上げた織田裕二!
こんな共演、見たことないです!(感涙)

「20世紀の素晴らしい作品を振り返って頂きました。」とMC突入。
それからは今年始めの入院の話です。
みんなが「21世紀おめでとう」なんてやってる時に、自分は病院のベッドから窓の外見る事しかできなくて、しかもそこに見えたのは・・・「枯葉だけ・・・」ひゅる〜〜〜。
そんな時元気付けられたのは、ファンからの手紙。特に直筆が良かったらしいです。
歩行器で真夜中に歩く練習をした話、医者からは今年一年はムリだと言われたこと、でも「奇跡」がおきた事・・・。
ご本人曰く「奇跡という言葉は使いたくないけど、奇跡としか言いようが無い。」と。(涙)
私も(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウンと珍しく素直に頷きながら、話に聞き入っておりました。

ところが・・・事件はその後おきた!

13曲目:空の向こうまで
入院の話から繋がって、この曲でした。
歌い出してすぐ、何度か小さく首を振る織田ちゃん。(ちょっと不安になる私)
1番が終わってすぐに舞台袖のスタッフに向かって、指でツンツンを下のほうを指し、「下げろ」というような合図を送ります。スタッフが気付かなかったのか、もう一度今度は少し大きくジェスチャー。
間奏が終わり、2番へ・・・。
歌いながら表情は納得いかない様子。何度も小さく首を振る。首をかしげる。
そしてついに両手を大きく振って、バンドの演奏を止めてしまったのです!
場内騒然!何事?ファイナルだから何か特別な演出?
最初は期待したのですが、まず舞台袖のスタッフと何やらゴソゴソ打ち合わせ。
戻ってきたら、住友さんや坂本さんたちとごにょごにょ・・・。
そして・・・「すいません。もう一度歌わせて下さい。」
あら?何だったの?
やっぱ思い出のこの曲は丁寧に歌いたいのかな?
結局、最初から歌い直したんだけど、その表情は何とも複雑そうで、どう見ても納得いかずに見えました。
歌い終わった後、「なんか耳が聞こえなくなっちゃったんだよね。」と・・・。
会場からは「大丈夫?」の声。
「最終日でホッとしちゃったのかな?ちょっと二階、声くれる〜?」
2階の皆さんが歓声をあげると「うん、聞こえる、大丈夫だな。」みたいなことを言って、ちょっと安心!

ところが3列目ゆえに見てしまうものがあまりに多かった。

14曲目:当たって砕けろ!
15曲目:イトシイベイベー
どちらもノリノリの曲なのに、思ったより動かない織田ちゃん。
細かい所まで見えるだけに、だんだん心配になり、こちらも楽しむ余裕がなくなって来た。

16曲目:Love somebody
一生懸命歌いました。会場の歌声もしっかり聞こえました。でも、だんだん泣きそうになりました。
あまり動かない(動けない)織田ちゃん、声もどんどん出なくなり、表情は辛そうだし、あれだけ水分補給しているのにいつものような大汗をかかない。
こめかみのあたりにたった一筋流れる汗。(絶対に体調が悪いんだ)
そんな織田ちゃんを気遣ってか、一番後方から大きく腕を振って会場を盛り上げるフランシス♪
何度か頭(こめかみのあたり)をぐっと押さえる仕草も確認でき、内心「ヾ(・・;)ォィォィ、頭も痛いのかよ?」と不安は募るばかり・・・。

17曲目:今、ここに君はいる
はっきりと音がはずれているのが確認できました。
「これは、本当に聞こえていないのかもしれない。」
もう祈ってましたよ。「神様、織田ちゃんが倒れたりしませんように。アンコールなくてもいいから、また病院へ行っちゃう様なことになりませんように・・・。」

驚いたのはこの後・・・。
ステージが暗転し、一旦みんながはけていく所です。
暗い中、舞台上の人の動きが確認できたのは相当前の列だけでしょう。
はっきり見えてしまいました。
バンドのみなさんがどんどん袖に引っ込んで行くのに、たった一人動かない織田ちゃん。
グランドピアノに手をついて、その場所から動こうとしない。
最初は「やっぱ納得いく出来じゃないから落ち込んじゃったのかな?」とも思いましたが、その後の動きで自分の読みが間違っていると気付きました。
だって・・・足、完璧に引きずってるんだもん。(号泣)
「歩けないんだ!」・・・もうこっちが泣きそうです。
場内は「織田」「裕二」のフルネームコールが起きてます。
今、目の前で見た自分の目を疑いたくなるような光景と、会場のアンコールを求める声の狭間で、自分としてはもうこれ以上辛そうな姿は見たくなかった。

でも、織田ちゃんは再びステージへ現れたのです。
アンコール用のコンサートTシャツに着替えて・・・。
第一声が「すまん!」でした。
「今日はダメだ!」
「ハズレもあれば大当たりもある、宝くじみたいに買い続けないと大当たりには出会えない」
「たまには医者の言う事も聞くもんだね」
「こんな素っ裸な俺見せちゃって」
「もうこんな俺、嫌になったでしょ?」
と、泣き言のようなMC。
確かに私が見たいのはこんな織田ちゃんじゃなかった。
人間だから誰でも体調の悪い時もあるし、辛い時もあるけど、コンスタントにある程度のステージを見せられてナンボのもんじゃないの?
私はわざわざ飛行機に乗って、ハラハラしに来たんじゃない!
嬉しいドキドキ、楽しいワクワク、そしてさめやらぬ興奮を胸に家に帰るつもりで東京国際フォーラムまで足を運んだのに・・・。
結果、これかよ!
ただMCの中にあった「たまには医者の言う事を聞くもんだ」という台詞で、ハッとした。
もしかして織田ちゃん、今日始まる前から体調悪かったんじゃないの?
始まってしばらくした時、妙に鼻のあたりだけ赤いのに気がついた。
ガバガバ水分摂ってるのに汗をほとんどかかないのも妙だった。
そして何より、動きが少ない・・・。MCも少なめで、今になって思えば、何とかして最後まで歌い切りたいと、それだけだったようにも思える。(個人的見解です)

アンコール1曲目:Diggin' on you
高音はもう出ません。(涙)
「君がその気なら、こっちも最後まで付き合うさ!」とばかりに、必死に歌いました。
ここまで来ると、丹下段平(←字はあってる?)の気分です。
リングの上の矢吹ジョーをセコンドとして見つめるしかできない丹下段平。
「立て!立て!立つんだジョーーーーー!」(織田ちゃんはちゃんと立ってたけど)
いや、冗談じゃなくそういう気持ちなわけよ。

アンコール2曲目:I'll be back to you
イントロと同時に、今までステージを覆っていた左右、そしてステージ背後の幕が開けられました。
な・なんと舞台袖のずっと奥まで見渡せるようになり、いきなり幕がなくなって舞台袖には逃げ惑うスタッフさんたちがオロオロしてたりしておかしかったです。
ここぞとばかりに踊りまくるスタッフのお兄ちゃんとか、これが最後って感じがしましたね〜。

織田ちゃんは歌うだけできっと精一杯なんでしょう。
最後の曲にもかかわらず、ステージを端から端まで動いてファンにサービスするなんてことはできません。
今日のライブが始まる前は、密かに「ファイナルだしアンコールは3曲あるかな?」とか期待してましたが、もう絶対この曲がラストだとわかってました。
だってこれ以上はムリってことが、ヒシヒシと伝わって来るんだもん。(・・,)グスン
最後を飾るかのように、ステージ両脇から銀色のテープが天井へ向けて打ち出され、最後は空から銀の雨が降ってくるような演出でした。
とってもステキで思わず天井へ向かって皆さん手を差し出してました。
(因みに舞い降りてきた銀色のテープは思い出に持ち帰りました)

歌い終わり、一列に並んで万歳、そしてお辞儀。
織田ちゃんの両脇には住友さんとベースの坂本さんが手を繋いでいますが、お辞儀する時坂本さんと繋いでいる方の左手がブルブル震えてました。
きっとお辞儀をするのも苦痛なほどだったのでしょう。
何度も「もういいよ、織田ちゃん」と思いながら、やはり楽しみにしていた初ライブ参加がこういう結果だった事に満足は行かず、複雑な心境で最後の拍手を送りました。
住友さんは何も言わなくてもわかってるといった表情で織田ちゃんの右肩を支え、左肩は坂本さんが泣きそうな顔で心配そうに支え、最後は両脇を抱えられて舞台袖へはけた織田ちゃん。
演出で幕を取っ払っていたために、奥の方まで見えてしまってたんだけど、織田ちゃんが抱えられて袖に入ると、奥から心配そうにコンサートスタッフの方が3名ほど両手を差し出しお迎えに来られました。
両脇を抱えられた織田ちゃんは首をうなだれ、足も引きずり、本当に痛々しい感じでした。

ライブ後は狂喜乱舞の予定だったのが、気分はどんより・・・。

最終日をきちんとした形で終われなかったこと、きっと本人が一番悔やんでるでしょう。
でもね、織田ちゃん・・・私も悔しいよ。
8月からこのライブを楽しみにしてたんだ。すごく、すごく待ってたんだ。
それなのに体調悪かったかもしれないけど、自分で「ハズレ」とか言わないでよ。
後ろで頑張ってるバンドやスタッフのみんなにも失礼だよ。
言いたい事はたくさんあるけど、直接本人に伝えてやるわ!(直筆で!)
だからもうこんな心配しなくていいように、休む時はきちんと休んで頑丈な体を作りなさい!
ってゆーか、本人ができないなら事務所が責任もってやってやれー!
ドル箱スターなんだぞ!織田裕二は!

今回が「ハズレ」なら「アタリ」が出るまで何度でも行ってやる!
待ってろ!織田裕二!(挑戦状)←意味不明

レポになってないかもしれませんが、これで許してねm(._.)m ペコッ
(でも一切脚色してません。そのまんまを書いたつもりです。)

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