末っ子長男姉三人

P:八木康夫・濱田明子

主題歌:
ポルノグラフィティ ♪愛が呼ぶほうへ

第1回
脚本:吉田紀子
演出:清弘誠

最近、この枠ほぼリタイアしてきたんだけど、今回は好きな女優・深津っちゃんって事で最初から見続ける気持ちでおりました。
感想・・・まぁ、普通に面白かったです。
でも、一郎(岡田准一)がした事は、春子(深津絵里)が「30歳を25歳」だと偽っていた事より詐欺度が高いと感じたんだけど・・・。(^。^;)
「姉がいる」→「姉が3人もいる」
これはちょっと違うようで、かなり違う事実。
母親のキャラは仕方ないにしても、3人とも独立してるから滅多に帰ってこないと言ってた姉三人が、新婚旅行から戻った途端にみんな家に戻ってるっつーのは泣きたくなりますわ。(;´д`)トホホ


食事は私が作るから・・・と里子(岸恵子)が言ってたのに、いきなりまっさん(さだまさし)のツアーが始まったからと、自分も週末ごとに全国行脚の旅に出るなんて。
結婚式ではおしとやかだった節子(賀来千香子)は夫とケンカして実家に立てこもってるし、泣き喚いてるし・・・。
幸子(小雪)もお上品なお姉さんだったのに、家ではがさつな女だし・・・。
シンガポールにいるはずの和子(原田知世)は、いきなり文句たれながら帰ってくるし、春子に向って「あんた誰?」だしね。(^。^;)
2階は全部使っていいと言われてたのに、こんな姉三人が戻ってきたらいる場所ないじゃん!
そういう家庭に嫁いだと思っていたら、最初にそういう覚悟もできてるだろうけど、春子は里子しかいない家に・・・それでも勇気を持って同居しようと決めたんだからなぁ。
一郎もいかにも末っ子って感じで、母親にも姉三人にも頭が上がらない感じだし、おまけに春子の年齢は25歳だと言ってあるようで、この先いろいろ問題が起こりそうだよね。
これを自分に置き換えて見てしまうと、とんでもなく辛くなってしまうので、あくまでもドラマの中、ドラマの中・・・と言い聞かせて見ていこうと思います。(^^ゞ

第2回
脚本:吉田紀子
演出:清弘誠

節子姉さん(賀来千香子)、大変な人だね〜。
でもああいう小姑っていそうだから、なお怖いかも・・・。(^^;
食事作ってくれるのはいいけど、30品目がどうしたとか、食事の時間に帰宅してないと携帯に何度も電話してくるとか、やっぱ一緒にいたらうっとうしい存在かも。
自分の夫や子供にだけなら、まだわかるけど、やっぱ30過ぎた妹たちにまで世話やいちゃダメだよ〜。
親切心はわかるけど、菓子折り持って和子(原田知世)の職場に挨拶に行ったり、家賃滞納して追い出された幸子(小雪)のアパートの大家さんを訪ねて行ったり・・・。
良かれと思ってした事でも、やられた方が負担に感じちゃ〜ね〜。
母親にこういう事されても嫌だけど、実の姉ってところがまた何とも・・・。

しかし和子姉さんの身勝手な言い分も、笑えてしまうほどだったわ。
「私は億単位のお金は動かせるけど、引越し代みたいなミクロな金額はわからない」って何?(笑)
ミクロじゃないと思うけど・・・。(爆)

家を出て来たのに、柏倉家でもみんなに迷惑そうにされて、ついに置手紙を残して出て行った節子。
「私がいると迷惑なようなので旅に出ます。」って、これまた嫌味な雰囲気だよね。(^^ゞ
ここで、節子を探しに行く春子(深津絵里)ったら偉いわ〜。
それに比べて、節子が出て行ったと春子が騒いでも、ガーガー寝ている一郎(岡田准一)。
私が春子だったら、絶対に腹立ててるわ。
この一郎の能天気さに、いつまで春子が我慢できるか・・・。
いくら愛してるし、新婚だと言っても、これだけの逆境の中で夫がしっかり支えてくれないのは辛いなぁ。
末っ子だからって、そりゃないぜ!>一郎君

節子は一旦、家の前まで戻ったけど、家の中に姑さんがいる事に気付いて、再び舞い戻ってきた。
探しに来た春子と公園のベンチで話してた内容は、主婦の悲哀を感じたわね。
「主婦の仕事なんてやって当たり前。感謝される事なんてないのよ。」
「お疲れ様」・・・その一言だけで結構救われたりするんだけどね。

春子が節子がいてくれて有難いと言った事で、節子も気を良くしたのか・・・遅い帰宅の後、テーブルにはおむすびが・・・。
こういうの、本当に有難いんだよね〜。
だけど、こんなに簡単にじんわりさせるはずがないと思ったら、案の定・・・洗濯物は勝手にやってあるし、部屋の掃除もしたそうな。(^^;
前言撤回・・・ありがた迷惑って言葉もある事を思い出しました。m(_ _)m
しかも、部屋の掃除で春子のパスポート見つけて、年齢まで確認してるよ。
別に春子が隠してたわけじゃないのに、「嘘つくのね〜」って悪者扱いだし・・・。
あーーー、こんな時もぐーすか寝ている一郎に腹が立つ!
しっかり春ちゃんを守ってやんなさい!

第3回
脚本:吉田紀子
演出:金子文紀

別に春子(深津絵里)が意図的に年をごまかして結婚したわけじゃなく、一郎(岡田准一)には本当の年齢もちゃんと伝えた上で結婚したのに、うるさい小姑たちに年のことで嫌味言われて可哀想。
小姑の3人も、それを受ける春子もコミカルな演技だからこそ、まだ笑って見てられるけど、これって演出が違ってもっとシビアに見せてしまうとかなり辛いよね。(^^;

でも小姑たちに出て行ってもらうために、合コンをセッティングするというのはどうよ?
幸子(小雪)も言ってたけど、まさに「男をあてがう」って感じがするじゃないのさ。(苦笑)
理想の高い和子(原田知世)に納得してもらうだけの男性をチョイスするのに、ミキ(鈴木砂羽)に頼む春子。
当日、揃いも揃った男前でいかにも高学歴で金持ちそうな男たちが、全部ミキの元カレだったというのが一番驚いたよ。(^^;

そんなハイレベルな合コンの途中でも、大介(伊藤淳史)から仕事の電話があると嬉しそうに出て行っちゃうのが和子らしいよね。
「らしい」と言えば、結婚しているのに「妹のため」とか言いながらちゃっかり合コンに参加している節子(賀来千香子)も、かなり「らしかった」けど。(笑)

夜更けにおでんの屋台で和子と一緒になった春子。
二人で仕事を持つ女としての話が合っちゃって、和子に「ボーナスが入ったら家を出て行く」という約束までさせちゃった春子。
うっきうきで翌朝を迎えたけど、みーんな冷たい態度だし、和子は昨日の夜のことなんか何も覚えてないし・・・。(^^;
おまけにいつも優しかった里子(岸恵子)まで、ちょっと嫌味っぽい・・と思ったら、里子が大切に育ててた植物の鉢を割っちゃってる・・・。(^。^;)
あはは、酔っ払いのしたことに怒っちゃいやん♪(酔っ払いの気持ちはわかるらしい管理人)

いいんだけどさぁ、いいんだけどさぁ・・・。
やっぱもっと一郎には春子を支えてやってほしいよなぁ。
もっと春子の話も真面目に聞いてやって欲しいし、姑や小姑たちにも自分が前に出て交渉して欲しい。
ただ、一郎が3人まとめてじゃなく、1人ずつ話しないとダメって言ってたのは、さすが家族だけに当たってたね。
こうやって春子が一人ずつと話す機会を持つ事で、み〜んなと本当の家族になっていくのかもしれない・・・って、かなり理想論なんだけどね。(^^ゞ

第4回
脚本:吉田紀子
演出:金子文紀

いやぁ、一番ビックリしたのは一郎(岡田准一)が里子(岸恵子)に給料全額渡してるって事だったよ。(^^;
立派な事だと思うけどさぁ、何だかそれでは割り切れない何かがあるじゃない?
しかも、その事実を里子も一郎も当たり前だと思ってるのが・・・。(^。^;)
これって春子(深津絵里)も働いて給料もらってるからいいけどさ、もしも妻が専業主婦で収入がなかったとしたら、夫の給料を姑が握ってるのって辛すぎるわよ。

んで、春子のわからないところなんだけど、どうして後輩たちに見栄張っちゃうのかな?
小姑3人いることも隠して、いかにも自分は幸せって話してたけど、私なら後輩たちにだってどんなに自分が苦労してるかを愚痴っちゃうかもしれないわ。(^^;ゞ
見栄張ったばかりに、後輩たちが休日に遊びに来たいと言い出して、小姑にいてほしくない春子は3人の姉にそれぞれ出かけるきっかけを作ってあげて、何とか隠し通そうとするわけよ。
しかし、春子の料理・・・酷かったね〜。
あんなんだったら、後輩たちにも小姑3人いるって言っといて、節子(賀来千香子)を上手におだてて、うーんと豪勢なお食事を作ってもらった方がよかったんじゃないの?
和子(原田知世)だって、ちょっと会うだけならキャリアウーマンのカッコいいお姉さんだしね〜。
お約束で後輩たちが来てるところに、お姉さんたちが続々と戻って来て、幸子(小雪)の借金問題が持ち上がって、お客様そっちのけで家族会議状態。(^^;
幸子の借金は劇団の赤字を補填するものだったらしいけど、50万サラ金で借りちゃダメよね〜。
春子が自分の財形を崩してまで、お金を渡そうとしてたけど、一足先に里子が貯金通帳を幸子に渡してて、節子や和子が「あんたは妹なんだから」とファミリーしてるところに居合わせたら・・・やっぱ入っていけないよね。>春ちゃん
自分だけ血が繋がってないこと、春子はまた確信しちゃったかもしれないけど、今回は一郎が幸子に「春ちゃんのこと許してやって」って言ってるのも聞けたし、少しはこのダンナさんのいいところ見えたかな?
しかし、あの後輩たちは帰り道どんな会話してたんだか・・・そっちの方が気になるわ。(^。^;)

第5回
脚本:吉田紀子
演出:清弘誠

今回あらためて思ったこと・・・里子(岸恵子)みたいなお母さんって大変だわ。(^。^;)
あまりにも世界が自分中心に周ってる人だよね。
そこに大好きな「まっさん」が絡んじゃうと、自分とまっさん以外見えなくなっちゃって・・・。
私が里子の子供でも、仕事中に「まっさんに会いに行くから、バッグ貸して」とか「服貸して」とか電話されたら、かなり嫌かも。
そのためにエステに言って熱出して、氷枕がいいとわがまま言って、幸子(小雪)が氷を買ってきたら「冷たすぎる」と嫌がるし・・・。(・_・)
正直、なんて母親だよ!と思っちゃったし、マジで「この母が寝付いたら大変そう」とも思っちゃったさ。(^^;ゞ

しかも、誰も心配してくれないとスネてプチ家出。
どんな母親なんだよ・・・。(;´д`)トホホ
家出するのに自分の居場所のヒントは残してるし、迎えに来いと言わんばかりのやり方にあんまりいい気はしなかったなぁ。
そんな里子を一郎(岡田准一)と迎えに行ってあげる春子(深津絵里)は偉い!
しかし、迎えに行って「まっさん」のラジオ出演に間に合うように送っていくはずが、ガス欠というのはどうよ?
もうちょっと納得できる理由はなかったんでしょうか?
たとえガス欠で車が動かないにしても、里子だったら迎えに来た一郎たち放っておいて、タクシーつかまえてでもラジオ局まで行きそうなのに、あの場所で大人しく待ってるのがちょっと違和感だったわ。

そう言いつつも、ラジオのまっさんが読んでくれた三姉妹からのリクエストには、ちょっとじーんとしちゃったけどね。(^^ゞ
まっさんへのリクエストに「母に愛してると言ってあげてください」だもんね。
ラジオの中のまっさんが「里子さん、愛してます。早く娘さんたちのところへ帰ってあげて下さい。」と言ってくれて、里子も帰りやすくなったかも・・・。
こういうところで、やっぱ親子の縁って切れないもんだなぁ・・・って思うよね。

里子の風邪が春子にうつるというのは、お約束だったけど・・・。
問題はその後!
一郎にEMIちゃんからのメールが・・・。(^。^;)
しかも、「会いたい」ってどうよ?
何でもふら〜ふら〜っと交わしてる一郎が、このEMIちゃん問題をどうするのか、ちょっとイライラしそうな予感がするわ。

第6回
脚本:吉田紀子
演出:金子文紀

噂のEMIちゃん、登場ーーーーー!
しかし、私はEMIちゃんは深津っちゃんの二役かも・・・なんて期待をしていたものですから、最後のEMIちゃん(坂本真綾)の登場で、ちびっと衝撃を受けてしまいました。
まぁ、何となく春子(深津絵里)に似てなくもないけど、やっぱ思ってた雰囲気と違うかも・・・。(^。^;)

しかし、一郎(岡田准一)もどうなんでしょ?
EMIちゃんに結婚した事を告げるメールを打つんだけど、「ある人に出会い、そしてけっ・・・(結婚しましたと続けるつもりだったはず)」で、健一(勝地涼)が部屋に入ってきたのに驚き、中途半端で送信。(笑)
春子も一郎の携帯に残される女性の声のメッセージで、何やら女の影を感じ始めたし・・・。
優しい一郎君がEMIちゃんを突っ撥ねる事が出来ないのはわかるけど、春子の事を思うなら、やっぱEMIちゃんのこと、きちんとしてほしいなぁ。
なんで、ああやっていつまでもこそこそ・・・ズルズルとしちゃうんだろう。
だから、EMIちゃんが家まで押しかけてきちゃうんだよ!
これでやっとEMIちゃんと春子がご対面・・・どうなるんでしょうね。

そして和子(原田知世)の先輩(?)、北村(葛山信吾)が登場。
和子の憧れの人っぽいけど、うーん、メガネが似合ってないよん。(泣)
そして大げさに左手に巻かれた包帯は何なんでしょう?
火傷だと北村は言ってたけど、わざわざ見せるんだし意味があるんでしょうね。

幸子(小雪)と近所の酒屋の勝(田中哲司)も何かありそうだし・・・。
全く進展のない節子(賀来千賀子)を除いた、姉二人には動きがありそう。

それにしても同居だと子作りも大変だよなぁ。
しかも小姑が三人もいたら、とてもそんな雰囲気にはなりませんわよね。(^^;
広大な敷地があって、離れのようなところに住んでいるのなら別だけど・・・。(苦笑)

第7回
脚本:吉田紀子
演出:高成麻畝子

EMIちゃん(坂本真綾)、春ちゃん(深津絵里)に突然ビンタで「泥棒ネコ」って言葉を浴びせて去って行っちゃったよ。(^^;
っつーか、朝っぱらから一郎(岡田准一)の家に押しかけて、これまでの経緯も聞かずに一方的に怒って、初めて会った春子にビンタするEMIちゃんの神経を疑ってしまうけど・・・。
まぁ、そんなEMIちゃんの事は単なるきっかけに過ぎず、春子が家を出るに至ったのは、一郎が自分ととんとん拍子で結婚した理由をちゃんと答えてくれなかった事よね。
「結婚を前提に付き合ってたから」なんて言わずに、ここで「春ちゃんを好きになったから」って、普通に一言言ってくれたら良かったのに・・・。

でも家出した春子を姉三人が心配して、ラジオ局までやって来たのは嬉しかったなぁ。
普段はうるさい小姑たちだけど、やっぱ心配して来てくれるというのはじーんとする。
出て行っても、何の音沙汰もなかったら寂しいしね。
途中で仙台へ出張とかあって、それから戻って来た春子が姉三人の来社を知ったり、幸子(小雪)の携帯を使って里子(岸恵子)がメールしてきたり・・・。
ここらへんは泣けたよなぁ。
特に里子のメールのシメが「母より」だったとこは良かったよね。
春子にとって、柏倉家が本当の家族って感じがしたし・・・。
一郎君が迎えに来たのは、当然と言えば当然で大して感動はしなかったけど、やっとここで「僕は春ちゃんと結婚したかったから結婚した」「春ちゃんとだったらきっと楽しい人生を送れると思ったから」「一生、一緒にいたいと思ったから」って気持ちを言葉にして伝えてくれたからホッとしたなぁ。
ただ、EMIちゃんにはちゃんと話をしたって言ってたけど、どうやら一郎君もEMIちゃんにビンタされたらしくて(^^;、それだけで本当に決着はついたのかが心配。
もしもEMIちゃんの出番がこれだけだとしたら、思わせぶりに引っ張っておいて、ちょっと拍子抜けな気がするわ。

和子(原田知世)に北村さん(葛山信吾)が「君が欲しい」って言ったのは、絶対仕事がらみだなぁってバレバレだったけど、それでも和子は北村さんに気があるみたいだし、和子の後輩・山田(伊藤淳史)の動向も気になるところ。

今回は春子をみんなが家族として認めてくれたわけだから、今後は春ちゃんも家族の一員として、もっと柏倉家で自分を出していけるといいな。
・・・でも、あの姉三人がいる限り、それは難しいか。(^^;

第8回
脚本:吉田紀子
演出:清弘誠

w(゚o゚)w オオー!
そういう展開に来るとは・・・。(^。^;)

一郎(岡田准一)が春ちゃん(深津絵里)と二人でマンション暮らししようとか言い出して、「暑いところと寒いところ、どっちがいい?」なんて聞いてるあたりで、「転勤?」とは思ったけどさ・・・やっぱ、そんな大事な話はちゃんとしなきゃだめだよね。
「寒いところがいいって言ったじゃん!」とか「暖炉もいいって言ってた」とか「犬飼いたいって・・・」なんて、春子の言葉を証拠のように持ち出す一郎君だけど、それはやっぱ一郎が悪いわ。
確かにそれだけ話してて、おかしいな?と思わない春ちゃんも春ちゃんなんだけど(^^;、やっぱ「実は転勤になりそうなんだ。一緒に来てくれるかな?」と、はっきり説明してくれなきゃダメだよ。
春ちゃんだって仕事を持ってるのに、そう簡単に一郎君の転勤に付き合えないでしょ?
「ラジオオホーツクに行けばいいじゃん!」って、そんなに思った通りにはいかないと思うし・・・。
うーん、こんなとこだけ強引な一郎君。(ーー;)
しかも、春ちゃんはやっと自分に番組1本任せてもらえそうで、仕事に対する意欲がわいてきてる時期なのにね。

節子(賀来千香子)にきた雑誌の取材で、久々に節子のダンナさん・秀一(光石研)と顔をあわせ、激しい言い合いをしてたけど、ついに爆発した(っつーか、いつも軽く爆発してるけど)節子の主婦としての言い分が凄かった。
秀一が脱いだ服を「蛇の抜け殻」に見立てるところとか、普段からそう思い続けてないとあんな風に咄嗟に形容できない表現だと思うわ。(^。^;)
リモコンをリモコンラックに戻さないとか、ああいうチマチマした不満って日々の生活の中で徐々に積もっていく感情なんだよね〜。
私も主婦だから半分は「わかる、わかる」と思いつつも、あの節子姉さんの迫力には多少引き気味になってしまいましたが。(^^;ゞ

和子(原田知世)と山田(伊藤淳史)の関係が、個人的にはお気に入りなんですが、和子は北村(葛山信吾)像(「くりっとした目、きりっとした眉、可愛いタイプ」)を聞いた幸子(小雪)たちが、和子を訪ねて家までやって来た山田を見て「この人が・・・」と勘違いしてるあたりが笑ったな。

さてさて、一郎君の転勤問題はどうなるのかしら?
もしかして、単身赴任?
そうなると春ちゃんはあの家でどうなっちゃうんでしょ?(^。^;)

第9回
脚本:吉田紀子
演出:金子文紀

何だか今日のは面白かったぁ。
節子姉さん(賀来千香子)が何枚も離婚届用意してるところ。
家族会議の司会が何故かミキ(鈴木砂羽)なところ。
家族会議で一郎(岡田准一)の転勤問題について議論しているうちに、何故か里子(岸恵子)が一郎と一緒に札幌へ行くと言い出すあたり。
そしてじぇんじぇん関係ない幸子(小雪)と酒屋の勝(田中哲司)に結婚話がふられるとこ。
和子(原田知世)が北村(葛山信吾)を連れて来て、家族に紹介するも、そこで北村が既婚者だと知ってしまうところ。
そしてケンカしてるはずなのに、妙に気があってる節子と秀一(光石研)。
どこをとっても笑えちゃって・・・。

春子(深津絵里)が自分の担当する身の上相談番組に、相談者として電話してるのも最初は可笑しかったんだけど、冨士先生(冨士眞奈美)がすぐに相談者が春子だと気付いて、優しい言葉をかけてくれてるのがじ〜んとしたね。
長年やってきた仕事、そして新しく自分に任された仕事を投げ出して、夫の転勤についていけるかというと・・・本当に難しい選択だし、答えはひとつじゃないんだよね。
春子は仕事を辞めて一郎君についていこうと思ったみたいだけど、せっかく書いた辞表がなかなか提出できなくて・・・。
どうなっちゃうんだろうね?
予告だと会社にお別れしてたみたいだし、やはり辞めちゃうのかな?
もう一度舞い戻るってーのもありかな?
やっぱ春ちゃんには仕事しててほしいしね。
ミキ曰く春子から仕事を取ったら、ただの役立たずらしいし(苦笑)、一郎君の札幌での任期が2年というのを信じて、別居もありだな。
しかし、その2年の間にEMIちゃんが札幌に行ったりしたら・・・大変だよね。(^。^;)

最終回
脚本:吉田紀子
演出:清弘誠

何となくそんな結末かな?とは予想してたんだけど、それでも結構(ToT)ウルウルしちゃったなぁ。
やはり自分が確実に「子」の立場より「親」の立場で物を見るようになっている事に、あらためて気付かされた感じ。
親元を去って行く子供はさほど気にしてなくても、親は去って行く子供の行く末、幸せ、健康・・・いろんな事を願ったり、不安に思ったり、信じたりして送り出すんだよね。

一郎(岡田准一)と春子(深津絵里)が札幌に行く事が決まったら、突然節子(賀来千香子)は40歳にして妊娠発覚!
和子(原田知世)は自分にプレッシャーをかけるためにマンション購入!
幸子(小雪)は酒屋の勝(田中哲司)と結婚!
つまり、みんな家を出るって事じゃん!(^^;
今までドタバタ騒ぎしながらも、賑やかに暮らしてきたのに突然みんなが家を出ちゃったら、里子(岸恵子)はそりゃ寂しいわよ。
っつーか、姉三人がもうちょっと早く出て行ってくれてたら、一郎君も札幌へ行こうなんて思わなかったかもしれないのに・・・と思うと、ちょっとこのタイミングが悲しいわよね。

節子・和子・幸子が出て行くのを見送る里子の後ろ姿が、とってもせつなくて、あの背中を見ちゃったら、春ちゃんが迷い出す気持ちもわかるんだよなぁ。
空港へ向うバスの中、一郎君がどんなに札幌での生活を語って聞かせてもうわの空。
ずっと一郎君がお母さんを大事にしなきゃと思ってきた一言一言が、春ちゃんの脳裏を駆け巡るわけよ。
そして空港でついに足が止まり、東京へ残ると言い出す春子。
いやぁ、いいシーンなんだけどさぁ、どうしてここであんなにカメラがぐるぐる回っちゃうのかしら?
もう目が回って船酔い状態だったわよ!
春ちゃんの言った「私は柏倉家のお嫁さんなんだもん!」は、じ〜んとしちゃったよ。
一郎君の奥さんで、柏倉家のお嫁さんだから、里子を一人には出来なかったんだよね。

新番組でミキ(鈴木砂羽)のADからの出発だけど、ラジオ局にも無事戻れて、姑の里子と嫁の春ちゃんの二人暮し・・・めでたし、めでたしかと思ったら、里子が今まで春ちゃんの本当の年齢を知らなかった事に気付かされて、笑っちゃったわ。
そういえば、そうだった・・・って感じなんだけど、いい感じのオチに使われたようで微笑ましくて良かったです。
最終的に節子の旦那・秀一(光石研)の浮気疑惑が、どうやら疑惑でなく本当だったようなのが引っかかるんだけどね。(^^;ゞ

 

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