Xmasなんて大嫌い!

P:櫨山裕子
エンディングテーマ:♪ANARCITY IN THE UK / Sex PISTOLS
挿入歌:♪瞳を閉じて / 荒井由実

第1回
脚本:高橋美幸
演出:佐久間紀佳

初回の印象・・・何だか懐かしい感じのするドラマでした。
海のそば、ラジオのDJ、ユーミン・・・。
「あったよな~、こんなドラマ」ってな印象なんだけど、深キョンの役はハマってるんじゃないでしょうか?
寝たきりフリーター(とドラマ中で呼ばれていたので)の冬海(深田恭子)。
幼なじみの翔(赤西仁)が何度もバイトを紹介してくれてるのに、ことごとくクビになる有様。
礼儀知らず、不真面目、やる気・・・なし!な、女の子冬海のクリスマス物語ってとこかな?

冬海の友人、レナ(山田優)は出戻り。
そんなレナに強引に誘われて行ったお見合いパーティーの席で、冬海はIT関連会社社長の健介(金子賢)と出会う。
まぁ、IT関連っつーと聞こえは良いけど、エロサイトなんかを運営してるような会社らしい。(^^;
で、いつの間にそんなに呑んでいたのか健介の足元にゲロ吐いて、そのまま意識を失った冬海が目覚めたのは・・・健介の部屋!ヘ(><#)ノアイタッ
その上、健介に「やっちゃったよ!・・・だから付き合おう!」なんて、さらっと言われたら・・・焦るよなぁ。( ..)ヾ ポリポリ

これから話がどんな風に進んでいくのか、楽しみではあります。
主人公の冬海が、今時珍しく恋にすらやる気がないという女の子だけに、そんな子の恋愛模様に興味津々。
そして、冬海に好意を抱いているらしい翔も・・・。
5年ぶりに人前で歌ってみようと思うなんて話をしている、マスター(ムッシュかまやつ)の人生にもどんな背景が隠されているのか。
まだまだ、わからないことだらけですが、深夜の録画ミスさえなければ最後まで見続けられそうなドラマだわ。

第2回
脚本:高橋美幸
演出:佐久間紀佳

健介(金子賢)の「やっちゃったよ」は冗談だったのか・・・。(^^;
それにしても「だから付き合おう」に対して、冬海(深田恭子)の「やだ!」って即答は笑った。
やったかやってないかぐらいわかる・・・って、なるほどそうだよね〜。(^^ゞ

健介の部屋に朝ごはんを作りに来た女に敵対心むき出しにされた冬海。
健介が大事にしているロイヤルコペンハーゲンの食器を運んでいる時に、朝飯女に足をかけられ転倒・・・。
見事に割っちゃった。(^^;
そのコペンハーゲン代を弁償しろと健介に言われ、携帯番号など聞きだされる始末。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、もちろん本当に弁償してもらいたかったんじゃなくて、冬海の連絡先を知りたかっただけなんだけど、それを察知した朝飯女が「私も弁償する」と手当たり次第、食器を破壊していくのはすごかったなぁ。( ;^^)ヘ..

弁償するためにバイトをしようと思うあたりは、何故か真面目なんだよね。(笑)
だけど、翔(赤西仁)が紹介した日給7000円のビル掃除より、健介が持ちかけた「これから3万円でバイトしない?」って話しに簡単に飛びつくのが、また冬海らしい。
それでも、一応「エロじゃないよね?」って確かめたりして・・・冬海が真面目なんだか不真面目なんだかよくわからないわ。

翔が遠まわしに告白してるのだって、冬海はノーリアクションだし。
本当に恋なんて面倒だと思っているのかしらね〜。

健介から新たに出された、「3日デートしたら、弁償金額完済したことにしよう」って話しに、またほいほいと飛びついた冬海。
3日もデートしたら、今度は本当にやられちゃうんじゃないの?
だって、エロ社長だもん。_・)ぷっ

第3回
脚本:高橋美幸
演出:佐久間紀佳

いい加減で、不真面目で、ダラダラしてる冬海(深田恭子)だけど、実は繊細な子なのかも・・・と思わせる展開だったわ。
「何で人って泣いたり苦しんだりするような面倒くさいことをするんだろう?」という健介(金子賢)への台詞。
つまりは、傷つきたくないからすべての面倒くさい事を最初から避けてるのね。
でも、その面倒くさい事があるから人生なんだけど・・・。(と、おばはんくさい事を言ってみる)

ライブ前でナーバスになっているマスター(ムッシュかまやつ)に対して、傷付けてしまうような言葉を吐いてしまうのも、自分が傷つくことから逃げてきたせいなのかもしれない。
人を思いやる気持ちは、やはり自分が傷ついた事がないとわからないものだもんね。
(と、書きながら胸が痛む私・・・なぜなら、いつも暴言吐いてるから・・・(^。^;))

朝飯女・千秋(中山恵)の行動も恐ろしかったわ。
健介に呼び出された冬海がやって来て、二人でこれからディナーってところに「健介の車が見えたから・・・来ちゃった!」って絶対に嘘だし!(笑)
たぶん、つけ回してたし・・・。(^^;
で、健介と付き合っている理由を冬海に聞かれて、「男からこんな扱い(家では家政婦、職場では秘書)受けたの初めてで、悔しかった・・・。」というのも驚いた。
よほどモテる女だったんだろうか・・・。
悔しいと相手を征服するまで付き合っちゃうんだろうか?(^^;
怒った千秋が健介の横領の事実の記録をバラしちゃうと脅しても、「やれば〜?」ぐらいのノリの健介。
しかし、本当にバラすとは私は思わなかったぞ!(^^;
口だけだろうな・・・と思ったら、行動に移すとは・・・朝飯女恐るべし!

窮地に立たされた健介が、「俺、もうダメ・・・死ぬ」と冬海に電話した時、彼女は彼女でレナ(山田優)に「ライブに来るな!」と言われ、その後、翔(赤西仁)も怒らせてしまった後で・・・。
面倒くさいことが嫌いな冬海が、どんどん面倒くさい事に巻き込まれていく様が面白い。
健介の自殺未遂は嘘だったけど、こうやって苦しい時に自分を呼ぶ男の存在、そして幼なじみという関係に不服な顔をする翔の存在。
冬海が逃げたくても逃げられない状況に陥って、そこからどう変わっていくか楽しみだね〜。

最終回
脚本:高橋美幸
演出:佐久間紀佳

クリスマスだからって、めちゃめちゃドラマティックな展開があったわけじゃないけど、「あぁ、良かった」と思えるような終わり方で満足。

マスターのライブの日、健介(金子賢)とデート中の冬海(深田恭子)。
翔(赤西仁)が「もう、お前ライブ来んな!」と言って放り投げたマッチ箱・・・あの中に冬海がずっと探してたネイルチップが入ってたのね〜。
すごく気に入ってたんだ、最高傑作だったのに・・・と必死で探してた冬海のために、翔は寒い砂浜を一人で探してくれたってわけか・・・。
「面倒くさい」ことだっただろうに、冬海の大切なものだから面倒くさがらずに探してくれた。
こういう気持ちが胸を打つわけだ。
そして、健介の車の中で流れていたラジオのハプニング。
雅也(木村了)が生きていた頃に、海岸でDJの杉崎(川平慈英)が「MASAYA」のサインを入れてもらった流木。
DJブースに飾られた流木が落ちて、その時かかっていた曲が中断され、そこで杉崎がリクエスト葉書を読んでかけたのが、ユーミンの「瞳を閉じて」。
雅也が好きだった曲を、翔がずっとリクエストしてたものだったのね。
この曲を聴いて、冬海が翔に会いに行かなくちゃと思ったのも、雅也からのクリスマスプレゼントだったりするのかな・・・と思わせるファンタジックな展開。

何もかもが面倒で傷つくのがイヤな冬海が、必死に走って翔に会いに行く。
何だかこれだけで(ToT)ウルウルしちゃった。
店に着いた時、すでにマスターのライブは終わってて、でもそこでマスターが「翔君に会いに戻って来たんでしょ?」という穏やかな言葉が、また泣かせたなぁ。
海岸にいた翔に「傷ついてもいいやと思ってここまで来たけど、やっぱり怖い」という冬海を、優しく抱きしめて「俺はお前を傷付けないから・・・絶対・・・約束する。」って、ええわ〜♪
おばちゃんは、若い二人のキラキラした雰囲気に(ToT)ウルウルしちゃったわよ。
そこで、かかってきた電話を翔が無視して冬海を抱きしめているのに、今度は冬海の電話がなると「もしもし・・・」と普通に出ちゃって・・・。(笑)
「出んのかよ!」という翔の突っ込みも笑えて良かったわ。

何も変わらないようで、何かが変わったクリスマス。
マスターの息子の死から5年とか、何だか大げさな事がありそうで、実は普通に時が流れる中でのちょっとしたエピソード。
その普通っぽさが良かったと思う。
深キョンも赤西君も、ドラマの雰囲気に合ってて良かったな。

 

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