オレンジデイズ

P:植田博樹
主題歌:「Sign」 Mr.Chirdren

第1回
脚本:北川悦吏子
演出:生野慈朗

冒頭で、「愛してると言ってくれ」もどきな部分を見て、ちょっと不安な気持ちになり(^^;、櫂(妻夫木聡)が電話でペコペコ謝ってるサラリーマンと能天気な大学生の間に立ち、その狭間でどっちつかずな状況にいるのをビジュアルで見せ付けられた時、「若そうなドラマだなぁ」とこれまた不安になったんですが、拡大版の初回で後半に近付くにつれ、まずまずの盛り上がりを見せたのではないでしょうか?

正直、櫂と沙絵(柴咲コウ)の部分は良かったと思うんだけど、それ以外の登場人物が出てくるところは、さら〜っと流してしまった。

翔平(成宮寛貴)・・・成宮君は結構好きなんだけど、今回みたいな女ったらしの役だとあまりにハマり過ぎてちょっと嫌かも。(^^;ゞ
茜(白石美帆)・・・大学生役に無理を感じる。(^^;
啓太(瑛太)・・・役名が「啓太」で、俳優の名前が「瑛太」。混乱しそうだ。
真帆(小西真奈美)・・嫌いじゃないが、いつも同じで飽きが来てしまった。
ゆり子(風吹ジュン)・・ピアニストには見えない。m(_ _)m

ということで、今後見続けるとしたら完璧に主役の二人だけを追ってしまうことになるでしょう。
まぁ、それでいいんだと思うけど・・・。(^^;ゞ

手話はわかりませんが、真帆の柔らかい手話、櫂と遊園地であったばかりの時の沙絵のつっけんどんな手話、そして少し心を開いてからの優しくなった手話・・・と、なかなか伝わるものを感じました。
最近のドラマだと必ず携帯電話が必須アイテムなんですが、沙絵が耳が不自由で話す事ができないという設定なので、櫂と電話で連絡を取り合うことも出来ず、そんな二人が遊園地ではぐれてしまうあたりは、ラブストーリーにはこれまた欠かせない「すれ違い」でしたね。
遊園地の入り口に置いてあった沙絵の自転車に傘をさし、その向かいで自分も小さくなって傘に入って待っていた櫂。
そんな櫂を見つけて、思わず自分からキスした沙絵。
w(゚o゚)w オオー!、初回からキスですか・・・。(*^。^*)
前半は不安たっぷりで、後半徐々に自分の中で盛り返してきた感じです。
とりあえず次も見てみることにしましょう。

第2回
脚本:北川悦吏子
演出:生野慈朗

真帆(小西真奈美)が沙絵(柴咲コウ)のサポートをすることになったんだけど、「障害を乗り越えて」なんて講演会(?)で語らせようとしたり、バイオリンを売ってしまった沙絵に安っぽいバイオリンを与えて、それでめちゃめちゃ初心者だらけの音楽サークルみたいなところに参加させたり・・・。
いろんな機会を与えるのは確かにいい事かもしれないけど、本人が望まない事を一方的に押し付けてるようで・・・。
櫂(妻夫木聡)は、そこらへんをちゃんと理解していて、沙絵をずっと心配してるのがいいね〜。
真帆は「そういう風に学んだから」と、まるでマニュアルでもあるかのように障害を持つ沙絵に接していて、沙絵という一個人の事を理解しようとはしてないように見える。

沙絵は沙絵で、耳が聞こえなくなるまではスポットライトをあびていた自分が、何故こんな生活を余儀なくされているのか・・・という事に苛立ちがあるのよね。
気持ちはわかるかも・・・。
んで、櫂に八つ当たりしてるのも、ちょっと可愛い。
八つ当たりできるほど、櫂には心を開いたってことなんでしょ?
こうなると真帆の存在が邪魔に思えてしまうんだけど(^。^;)、櫂は自分の中で芽生えつつある沙絵への想いに気付かず、真帆だけを愛してると思ってるのよ。
くーーーー、じれったい!
どう考えても櫂は沙絵を意識してるはずなのに・・・。

好きじゃなきゃ、沙絵が売ってしまったバイオリンを取り戻そうと、啓太(瑛太)や翔平(成宮寛貴)まで巻き込んで、譲り受けた人間を捜そうとしないって!
バイオリンが見つかった後、啓太や翔平に深々と頭を下げて泣いてる沙絵。
普段、強がってばかりの女の子がふと見せる素直な態度って、ストレートに感動しちゃうよね。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、なかなか良いと思います。

それにしても沙絵みたいに唇が読めると、自分達の事を噂してる会話や、自分の好きな人が他の誰かと喋ってる内容までわかってしまうんだね。
聞こえなくてもいい事が伝わってしまうという矛盾。
ちょっとせつなくなってしまいました。

第3回
脚本:北川悦吏子
演出:土井裕泰

いいんじゃないの〜〜〜?(*^。^*)
結構「きゅん♪」とするシーンがあって、当初の不安をかき消してくれてるんですけど・・・。(^^;ゞ

櫂(妻夫木聡)が沙絵(柴咲コウ)のために、セミプロのオーケストラサークルに入る話を見つけてきてくれて、サークルの方々の目の前で沙絵が披露したバイオリン演奏で一気に入部決定!
嬉しさを我慢できずに、櫂に「抱きついていい?」とキャンパスで人目も気にせず抱きつく沙絵がとっても可愛い♪
その光景を見て慌ててる啓太(瑛太)や翔平(成宮寛貴)のリアクションも面白かった。(笑)
確実に沙絵と櫂の距離が近付いていくようで、でも沙絵はそれをごまかそうとしてるし、櫂はあくまでも自分にその気はないと・・・ある意味思い込もうとしているようにも見えるんだよね。
櫂の中では真帆(小西真奈美)の存在がある限り、沙絵に気持ちが動こうとするのを自らストップさせようとしてしまうのかもしれないね。

せっかくサークルに入って、明るい笑顔を見せていた沙絵だったのに、その笑顔はあっという間にくもってしまったね。
微妙にズレてしまう音程に、サークルの代表が難色を示し、結局沙絵には辞めて欲しいと遠まわしに櫂に伝えて・・・。
こんなのって可愛そうだわ。
一旦、拍手して受け入れておいて、その上で「やっぱ、ダメだわ」なんて・・・。
しかも、入部させたのだって沙絵の過去の栄光によるものが大きかったみたいだし、今の自分として勝負した沙絵にとっては、かなりショックな出来事だと思うわ。
そんな沙絵にさらに追い討ちをかけるのが、真帆の言った一言。
「喋ってみたら?」
真帆に悪気がない事もわかってるし、確かに4年前まで喋っていたのなら喋り方を忘れてしまわぬうちに、もう一度言葉を自分のものにしておくのも大切じゃないかと私も思う。
だけど、沙絵の立場に立ってみたら、耳が聞こえないせいでサークルもクビになった自分に、いきなり「喋ってみたら?」というのはさすがにキツイだろうね。

櫂が沙絵の家まで行って、必死に説得する様子。
自分の気持ちを整理できずに、櫂にも母親にも当り散らす沙絵の様子。
どちらの気持ちもわかるだけに、とってもせつなかったわよ。
「僕が君を音の闇の中から救う」という櫂の言葉。
こうやって櫂が優しくすればするほど、沙絵は櫂を支えにしてしまうだろう。
それに櫂がしっかり応えられればいいけど、真帆という存在を無視できないよね。
そんな真帆も、櫂と沙絵が接近するのが面白くなくて、かつてのゼミの仲間・佐野(柏原崇)に連絡をしちゃうわけよ。
いっそのこと、そちらへ行って下さっても・・・と思う私ってダメですか?(・・;)
自分の年代と比べると、主人公たちがかなり若いんですが、そういうギャップがあっても伝わるものがきっちり描かれていれば、こんなおばちゃんのハートも「きゅん♪」とさせてくれちゃうんですね。
うん、なかなかいい感じ♪

第4回
脚本:北川悦吏子
演出:土井裕泰

「甘くて酸っぱい俺たちだから」・・・オレンジの会かぁ。
オレンジの会だから、オレンジ色のノートで交換日記ってーのも大学生のやる事か?と思ったりしちゃうけど(^^;、若い感じはしてきますね〜。

櫂(妻夫木聡)の「僕が君を音の闇から救う」という沙絵(柴咲コウ)に向けた言葉・・・やはり沙絵本人から、そういう言葉は何かを捨てる覚悟で言うものだと、指摘されちゃってたよね。(^^;
その捨てる「何か」って何?と聞かれた時、沙絵が「例えば彼女・・・」なんて言っちゃってるのがきゅん♪としちゃったなぁ。
櫂と出会った頃の沙絵の表情と比べたら、今の沙絵はすごく明るくなったし、素直になったんじゃないかしら?
そんな沙絵の心の中には、櫂に対する信頼とそれ以上の感情が芽生えているのは確かだもんね〜。
櫂も真帆(小西真奈美)と距離をおくことになったんだし、沙絵に気持ちが向いてくれたらいいなぁ・・・ってーのは個人的な希望なんだけど。(^^;ゞ
沙絵が可愛く見えて仕方ないんだわ。
幸せになってほしいなぁ・・・って、本当に思ってしまうのよ。
櫂の中で沙絵の占める部分がどんどん大きくなればいいのに・・・。
真帆との仲は次第にぎくしゃくしてるし、どんどん溝が深まってる感じがする。
(゚ー゚)(。_。)ウンウン、ならば沙絵とくっついちゃってよ!>櫂君(笑)
真帆の車の中でライターを見つけたのが、櫂にとっては一番の引き金になったみたいだけど、ドラマの中の他人事とはいえ、人と人がすれ違っていくのを見ていると、ちょっと心が痛んだりもするんだなぁ。(まぁ、何てピュアな私♪)

真帆とうまくいかなくなった事で、櫂の気持ちが沙絵に向うとしたら、嬉しい反面ちょっと複雑な心境。
決して真帆の代わりに沙絵を愛するようなことにはなってほしくないし・・・。

ラストで自転車の沙絵を呼び止めたくて、道路の向かい側にいる沙絵めがけて携帯電話を投げるシーンでは、若干状況は違うものの、やはり「愛していると言ってくれ」の名場面を思い出してしまいました。(^^ゞ

第5回
脚本:北川悦吏子
演出:今井夏木

真帆(小西真奈美)にふられて落ち込む櫂(妻夫木聡)。
確かにふられた事もショックでしょうが、もしも私が櫂の立場なら佐野(柏原崇)に「かぁわいい♪」と一言言われた事が傷ついちゃうなぁ。( ̄□ ̄;)!!
女性に「かわいい」と言われるより、同性でほんのちょっと年上の男に「かわいい」と言われてしまう事の方がプライドが傷ついてしまいそう。
しかも、あの佐野の言い方がね〜。(苦笑)
ああいうところ、カッシー上手いですね。
だから、もう真帆&佐野でよいではないか・・・って感じなんですが、ここで櫂が落ち込むのを沙絵(柴咲コウ)が放っておけないところに「きゅん♪」な部分があるわけですね〜。
どう?皆さま・・・ずっぽりハマってませんか?(笑)

夕陽の当たる教室で一人泣いている櫂を、抱きしめる沙絵。
言葉で言ってあげられない分、沙絵としては行動で精一杯、櫂を慰めようとしたのでしょう。
そんな沙絵の気持ちが感じられるシーンでした。
櫂の事を好きだけど、友情の延長線上でしかないと思おうとしている沙絵が、櫂を大切に思う気持ちがピュアで可愛い。
このシーンはあまり「男女」って感じがしなくて、「人と人」って雰囲気がして良かったなぁ。
自称「泣く男に弱い」管理人ですが、プラスアルファ、夕陽にも弱いのよね。(^^ゞ
だから、夕陽の当たる部屋で男に泣かれた日にゃ〜、私は大変なことになっちまいます!
過去に仕事のミスに落ち込む同僚(男)が夕陽の当たる部屋で、落ち込んで頭を抱えていたのを見て、その鼻毛ボーボーの男にうっかり惚れそうになってしまいましたもの。(*^。^*)
ま、そんな話はおいといて・・・。(^。^;)

茜(白石美帆)の就職が決まったのを機に、オレンジの会でキャンプへ。
いやぁ、健全なキャンプでしたなぁ。(笑)
私、短大時代から呑んだくれてましたので(^^;、キャンプ→バーベキュー→飲酒→泥酔という構図しか成り立ちませんのよ。(^.^)ホホホ
缶蹴り?・・・・・酔いが回るので危険ですわ。(;^_^A アセアセ・・・
このキャンプで茜と翔平(成宮寛貴)の距離が縮まりつつあるような。
茜を想う啓太(瑛太)が可哀想だけど、彼はどうも1テンポずれてるんだよね。(^^;
沙絵と櫂も自転車の鍵の番号が当てられたら付き合う・・・なんて賭けをしてたけど、その賭け当たってほしかったなぁ。
5分の一の確率でハズれてしまうからこそ、またまた「きゅん♪」とするんですがね。

第6回
脚本:北川悦吏子
演出:生野慈朗

沙絵(柴咲コウ)がピアノ奏者として働こうと前向きに考え始めた。
本人が人に頼らず自分の力を試してみたいと思う気持ちも良いし、心配して櫂(妻夫木聡)に電話してしまったゆり子(風吹ジュン)の親心や、それを黙っていられなかった櫂の沙絵を想う気持ちも良かった。
ゆり子を家から追い出して自分の演奏を録音し、履歴書とMDを持っての職探し。
ところが現実は厳しくて、ピアノの実力を確かめてもらう以前に耳が聞こえないとわかった時点で「残念ながら・・・」と断わられる。
そんな中、東京ドームホテルで試験を受けられることになり、沙絵は櫂だけにその事を打ち明けるんだよね〜。
母親にも茜(白石美帆)にも黙っててと頼んで、櫂だけには言ってしまう。
どれだけ櫂を信頼しているかがわかるってもんだ!

茜といえば、啓太(瑛太)が勇気を出してラブレターを書いたんだけど、何ページあるのさ!って感じだったよね。(^^ゞ
啓太は勇気を出して茜に告白したのに、茜がぜんぜん動じないのがまた哀しい。
その茜は翔平(成宮寛貴)に好きだと言ってたね。
ちょうど翔平もそよ子(山田優)と続けている関係に自分で疑問を抱いてそうな時期だし、茜のことも気になってるようだからうまくいきそうな気もするけど・・・。
翔平が啓太の気持ちをわかってるだけに、またここも微妙な関係になりそう。

ホテルでビアのが弾けるようになった沙絵を、客として見に行った櫂。
ところがそこに沙絵の知り合いらしき男性(永井大)が現れ、じーっとピアノを弾く沙絵を見つめてるのよ〜、優しそうな顔で・・・。
いやん♪櫂と沙絵がうまくいきそうになったら、今度は沙絵の知り合いの男性登場っすか?
っつーか、すでに真帆(小西真奈美)の存在が全く感じられなくなってることにビックリ!
沙絵がその男性を見て、ちょっとはにかんでる様子やおしとやかに頭を下げる姿が、ただの友達じゃないなぁと思わせるわけですが、こうやって恋のライバル的存在が出現すると沙絵に対する櫂の気持ちがどんどん盛り上がっていきそうだよね。
永井大君はいいスパイスになるのかしら?

第7回
脚本:北川悦吏子
演出:生野慈朗

冒頭部分での沙絵(柴咲コウ)と柿崎(永井大)が手話で会話をするのを、遠くで櫂(妻夫木聡)が見ているというシーン。
うーーーん、手話がわかる櫂だけに離れていても二人の話す内容が、手に取るようにわかってしまうのがせつなかったなぁ。

しかし柿崎さんったら、かつて沙絵と一緒に手話を覚えてくれたとか茜(白石美帆)が説明してたし、あの爽やかな笑顔だし・・・一見「いい人」に見せてたけど、沙絵の事を仕事で成功するためのカードとしてしか見ていなかったのよね。
「耳の聞こえないピアニスト」として売り出すために沙絵をデートに誘い、彼女を安心させたところで写真やピアノ演奏のMDを手に入れ、話題性のありそうな沙絵を売り出す。
たぶん最初から「君をデビューさせたいんだ」というアプローチだったら、沙絵だってあっさり断わっただろうし、お世話になった先輩だとしても幻滅して終わり!だっただろう。
だけど、久々に会えて嬉しいってな顔をして、親しげにハグして、沙絵にきゅん♪とさせておいて、それはないだろう・・・って感じだよ。
櫂だってね〜、沙絵が柿崎の事を想ってると気付いて、精一杯頑張って沙絵をデートに送り出したりしてたのにね〜。
沙絵に「櫂は私が誰かを好きになってもいいの?」と聞かれた時なんて、こっちの方がきゅんとしちゃったわよ。(^^;ゞ

柿崎が自分を仕事に利用しようとして優しく接していたと知った沙絵が、櫂とチャットのようにメールのやり取りをするところは、またまたきゅん♪としたよ。
「会いたい」って沙絵が送信したところで、携帯の電池が切れるというのもお約束っぽかったけど・・・。(^。^;)
それでも櫂は沙絵の居場所をつきとめちゃうのよ〜。
こういうのはマジでハートを射抜かれちゃうと思う。
何かが通じている感じがして、もう一気に恋に落ちてしまいそう♪

これで柿崎の役目も終わったんでしょうか?(^。^;)
となると、柿崎と同じ会社で働く青田典子の出番も終了?(大汗)

第8回
脚本:北川悦吏子
演出:土井裕泰

久々におばちゃんは叫ぶよ!

好きだーーーーー!>櫂君(妻夫木聡)。

いやぁ、もう今回は全編通して(ToT)ウルウルしまくったんですが、こんなヤツは私だけ?(^^;
せっかく櫂が「付き合おう」って言い出すつもりだったのに、その前に授業内容をPCで打ち込んでくれてた男の子に冷たい態度を取られて軽くショックを受けていた沙絵(柴咲コウ)は、その苛立ちや不信感、そして櫂にもそんな態度を取られる日が来るのが怖くて、自分の方からわざと嫌われるような事を言ってしまうんだよね。
「あなたは自分より下の人間に優しくするのが気持ちいいんだわ!」
この台詞を聞いた時、櫂君より先に視聴者が「あっちゃ〜(゚.゚;」と思ったでしょうよ。
櫂君も怒って当然だわなぁ。
普段から沙絵がズバズバ言うのは知っていても、今から「付き合おう」って言おうとしている時にあんな風に言われたら、「俺って、そんな風に思われてたのか・・・」って愕然として、その後で怒りがこみ上げてくると思う。
でも、そんな櫂君を見ていて、つい「本心じゃないのよーーー!わかってーーー!」と沙絵の気持ちを代弁したくなっちゃうんだよね。(^^ゞ

ケンカしてた沙絵と茜(白石美帆)が仲直りするのも良かったよ。
実はこじれると修復が難しいのは女同士ではないかと思うんだけど(^^;、この二人は言いたい事を言い合って、ケンカして、仲直りして・・・と、さばさばしてて気持ちが良かったなぁ。
堺田(小日向文世)の沙絵へのアドバイスが、一番良かった気はするけど・・・。
誰にも迷惑をかけないで一人で生きていきたいという沙絵に、あなたがそう思うと周りの人は寂しいよってアドバイス。
沙絵は自分が耳が聞こえないハンディを気にしているけど、翔平(成宮寛貴)や茜はそんな沙絵に「きちんと自分がやりたい事が決まっている」とか「才能がある」とか憧れている部分があったりで、みんな自分が持っているものには気付かず、人のいいところだけを見て羨ましがって、落ち込んで・・・。
沙絵が思っているように、沙絵は誰かの「下」ではないんだけどね。
自分が自分を見つめると、どうしても嫌なところ、人より劣っているところ、ダメなところしか目に付かないわけで・・・うーん、難しいよなぁ。

櫂と沙絵が絶対両想いなのに、何故かうまくいってなくて・・・そんな二人をくっつけたいと茜が計画したオレンジの会での海へのドライブ。
当日、うまく二人っきりにしたのはいいけど、じぇんじぇん状況がわからぬまま行く気満々だったのに中止になったと聞かされた啓太(瑛太)が哀れ。(・・,)グスン
沙絵に怒ったまんまの櫂は、二人になってしまい沙絵を家に送り届けて帰ろうとするんだけど、ここでも絶妙のタイミングで茜が電話してきて・・・。
「沙絵の言葉じゃなく、沙絵自身をわかってあげて。沙絵は櫂君のことが大好きなんだよ。」ってフォロー。
うーん、茜ちゃん・・・君もいい子だ♪
でも、怒ってる櫂君もおばちゃんは好きだーーーー!(爆)
結局、二人で海へ行くんだけど、途中で茜たちにはめられたんだと櫂が説明した時の沙絵の「はめられた?」の手話が可笑しくって・・・。(笑)
いやぁ、手話だけでなくもちろん表情が豊かだから、言葉がなくても感情がはっきり見て取れるんだけどね・・・。

そして、予告でもあった「海岸の中心で、愛をさけぶ」なシーンですよ。(笑)
その前に櫂君が沙絵に貝殻をプレゼントするシーンがあったけど、あたしゃ〜何故か泣けちゃってね〜。(涙)
今、この私に誰かが海辺で貝殻をプレゼントしてくれたとしても、「けっ!貝かよ!」って思ってしまいそうな汚れた大人の私ですが、若い衆がピュアな気持ちで貝殻を渡すのには、ちと泣けてしまいました。
花火をしてて盛り上がり、手話で会話をしてるんだけど、そんな二人を周囲の人々が見ているのを敏感な沙絵が察して、櫂に手話をやめろって言うんですわ。
沙絵にしてみれば、櫂まで耳が聞こえないと思われて、好奇の目で見られるのがたまらなかったんだけど、ここでまた「櫂のことなんてタイプじゃない」とか、つい憎まれ口を叩いてしまうのよね。
んで、どんどん歩いていく沙絵の背中に大声で「口悪いぞーーー!性格悪いぞーーー!でも好きだーーー!おまえが好きだーーー!」と叫ぶ櫂。
かっこ悪い事も、人に笑われる事も気にならない!
そんなことより自分が沙絵を好きだという気持ちの方が大切なんだ!って事を、全身で表したわけだ。
ギャラリーの人々の態度で、櫂が叫んでいる事を気付いた沙絵。
櫂のところに戻って来て、「もう一度言って」ってあたりが可愛くて素敵♪
わかってて「何を?」「どこを?」ととぼける櫂君に、おばちゃんは完璧メロったぞ!
うーん、あと20才ほど若ければ私も・・・。(勝負は無理です・・バキッ!!☆/(x_x))
その後のキスは許しましょう。(笑)
でもでも、いきなり裸でベッドっすか?(;^_^A アセアセ・・・
っつーか、この二人にはあのシーンが似合ってなかったように思うんですが。(^。^;)
泊まったんだよ・・・ってーのを匂わせるだけで、あそこまでやらなくても・・・と思っちゃったなぁ。
ただ、そんな中で櫂が「愛してる」という手話を沙絵の片手と自分の片手でやるのは良かったと思う。
ケンカのきっかけになった沙絵の言葉で、「あなたに愛されてる気がしない」みたいなのがあったから、櫂は心の底から愛しているんだというのを表現したかったんじゃないかな?
それで、あの手話・・・だと思うと、そこも泣けてしまいましたわ。

やっと気持ちが通じたのに、沙絵を襲うめまいは何でしょう?

ピアノの高音部分の鍵盤を何度も叩いていたけど、高音は若干聞こえると言っていた沙絵だけに、予告でのあの仕草が「聞こえた」のか「聞こえなくなった」のかが気になります。
私は今までより「聞こえた」という風に流れて欲しいんだけど、若干聞こえていた高音さえも全く聞こえなくなったという展開だったら、ちょっと嫌だなぁ。

第9回
脚本:北川悦吏子
演出:今井夏木

うーーーーーん、先週良かったのに今週はちょっと。(・・;)

沙絵(柴咲コウ)と櫂(妻夫木聡)が付き合うようになったんだから、もっとその幸せな光景を見せてから、ピアノコンクールの話に持っていけばよかったと思うんだけど、何だか一気にコンクールでしょ?
今までの流れから、今回の話だけ浮いてしまったような印象を受けてしまったわ。

ゆり子(風吹ジュン)が交響楽団に誘われて沙絵も一緒にドイツへ行こうと言われる。
最低でも3年・・・櫂と付き合い出した沙絵にとっては、ここから3年を櫂と離れて暮らすというのは辛いよね。
母親としては、耳の不自由な沙絵を一人日本において行くわけにも行かないんだろうけど、沙絵には沙絵の生活があるんだし、もうちょっと沙絵の意見を聞こうという姿勢があってもいいんじゃないかしら?

そして、沙絵のはとこでピアニストのハルキ(沢村一樹)がドイツから一時帰国。
沙絵の家に滞在する事になり、沙絵にピアノのレッスンをしたりするんだけど・・・。
このハルキって人物も微妙な扱いだよね〜。
かき回し役でもないみたいだし・・・。

コンクール本番で突然今まで聞こえていたかすかな高音も聞こえなくなり、演奏を途中で止めてしまった沙絵。
ここでも母親のゆり子が「もう一回!」って入ってくるのに対して、櫂は「もういいよ」ってやめさせるじゃない?
どうして母親が「もう一回」なんだろう。
そこは母親としてよりピアニストとして沙絵を見てしまったのかなぁ。

手術の話が出た時のリアクションも、個人的には違和感を感じた。
耳が全く聞こえなくなる瞬間が、今までにもあったんじゃないかって櫂が言って、沙絵に付き添って病院へ行くんだけど、そこで手術をしなければいずれ聞こえなくなるだろうし、その手術もうまくいかなければ、やはり聴覚を失ってしまうという医者の診断。
成功率が60%の手術・・・怖がる沙絵。
その後、沙絵が行方不明になって心配して駆けつけた櫂が病院に行って手術の話をした事をゆり子に話すと、急に「何でそんな事言ったのよ!他人のあなたが・・・。」と怒り出すんだよなぁ。
確かに手術に関してゆり子が話すタイミングを慎重に考えていたのはわかるよ。
だから、櫂が自分には言わずに沙絵を病院に連れて行ったことも、手術の話をしてしまった事も腹が立ったんでしょう。
だけど、仮に1万人に1人の難病だろうと、耳の形が特殊だろうと成功率が60%もある手術だったら、賭けてみたいと思わないだろうか?
まぁ、こういうのは考え方が違うと言われればそこまでなんだけど、同じ母親としては成功率60%の手術に飛びつかないゆり子の気持ちが理解できなかった。

そんな中、沙絵がバイクと接触して病院へ運ばれたという連絡が・・・。
まずは沙絵が何でいなくなったのかが気になる。
手術のことが原因なのか、他に原因があったのか・・・。

翔平(成宮寛貴)もカメラマンの先生にチベット行きを打診されていたよね。
自分に才能などなく、女ウケがいいから雇われていると思っていた翔平にとって、「今はゼロの状態でも、それはいずれ1にも2にもなるかもしれない」とか言われたら、再びやる気になるのかもね。
だけど、茜(白石美帆)とうまく行き出したのに、チベットなんて・・・。
卒業へ向けて、それぞれの旅立ちが近づいて来てるのでしょうか?

それにしても今回はイマイチしっくり来なかったなぁ。(^。^;)

第9回
脚本:北川悦吏子
演出:今井夏木

いやぁ、ますますゆり子(風吹ジュン)が嫌いになってしまったんですけど。(^^;

沙絵(柴咲コウ)の交通事故は大したことなかったけど、聴覚の衰えを知ったゆり子はドイツで手術を受けさせたくて・・・。
せっかく櫂(妻夫木聡)といい感じだったのに、こんなところでドイツ行きなんて決心できないよね。
でも、母親が自分の耳がダメになって以来お金を貯めてきた事なんかを知ったら、母親の言う通りにすることが、自分にできる親孝行かも・・・と思ってしまうのかもなぁ。
櫂との事はいい思い出にすればいいと、自分自身に言い聞かせた上での選択だったのかもしれない。
沙絵の頭の中では、それだけの事を順を追って考えることが出来たんだろうけど、櫂は突然沙絵から「ドイツへ行く。手術を受けて、そのままあっちで暮らす。」と言われて、何だかポツンと取り残されたような感じだよね。

どうしても納得できない櫂が、沙絵に「もう一度会いたい。」と送ったメールを、ゆり子が勝手に読んじゃって・・・それだけでもいけないと思うのに、勝手に削除だよ!(怒)
この瞬間、うちの小学生の娘が「あーーーーー!いけないことしたーーーーー!」と叫びました。
娘よ、君は正しい!
いくら親でも私は子供の携帯のメールを勝手に見てはいけないと思うし、ましてや勝手に削除など許せないことだと思うよ。
その後、家までやって来た櫂にも「あの子の将来を邪魔しないで欲しい」とか言いたい放題。
ドイツの交響楽団でピアノを弾いてるハルキ(沢村一樹)の事を引き合いに出して、櫂には「あなたはこれからまだ専門学校へ通うんでしょ?」と、いかにも櫂がまだまだ半人前のような事を。
そして、沙絵には「ごめん、さっき櫂君からのメール間違って消しちゃった」ですよ。
は〜ぁ?
「間違って」と仰いました?>ゆり子さん
どうみても「わざと」消したようにしか見えませんでしたけど・・・。
それを聞いて、いくら櫂との別れを決意したといえ、「いいのよ」と答える沙絵も理解できませんでしたがね。
子供が心配なのはわかるけど、やはり親としてやってはいけない事ってあると思うのよね。
前回あたりから、どうもゆり子のキャラが「こんな人だったっけ?」ってな感じに変わってしまった気がするんだよなぁ。(^^;

そうそう、久々に真帆(小西真奈美)が登場しましたが、彼女も妙にサバサバしてて「こんなんだったっけ?」って気がしてしまったなぁ。
それにしても別れた男にキスする年上の女・・・いけませんわ。
そして、沙絵に会えなくてたまたま電話して来た真帆と部屋で飲んでしまう櫂君もいけませんわ。

櫂が沙絵の家に上着を忘れて、そのポケットには一枚の絵が・・・。
二人でデートの最中に買ったCDを「どんな曲?」と聞いた沙絵に、うまく説明できなかった櫂が、曲のイメージを絵にしたもの。
そんな櫂の優しさに触れ、沙絵は上着を届けにタクシーに乗るんだけど、櫂の部屋から出てくる櫂と真帆を見てしまって・・・。
あぁ、恋ってタイミングよね。
この時、真帆がいなかったら・・・。
もう一度話が出来たら・・・。
もしかするとドイツ行きの話は変わったかもしれないのに・・・。

そして沙絵は櫂には知らせず旅立とうとした。
啓太(瑛太)に渋谷行きのバスに乗ると聞かされて必死で追いかける櫂。
いや、いいシーンなんですけど、ミスチルの主題歌を挿入するのが、どうもしっくり行ってなかったような・・・。(^。^;)
走って走って追いついたバスに沙絵が乗っていて、バスの中から「ありがとう」の手話。
走り去るバスに「ふざけんなーーー!萩尾沙絵ーーーー!」と叫ぶ櫂。
気持ちはわかるなぁ。
あんな風に去って行かれたら、「ふざけんな!」って気持ちになって当然だと思う。

季節は巡り、ドイツから届いた沙絵の手紙。
あーーーー、中身が早く知りたい!
まさか「結婚することになりました」ってな内容ではないだろうね?

おっと、忘れてた。(^^;
翔平(成宮寛貴)もチベットへ旅立ちましたね。
「卒業式には帰ってくる」と言っていたから、チベットでいい経験をして人生観を変えて戻ってくるのでしょう。
翔平と茜(白石美帆)は、何となく安心してみていられるようになったけど、櫂と沙絵はどうなるんだろうね?
来週が最終回ですか・・・。
ちょっと結末の想像ができません。(^^;ゞ

最終回
脚本:北川悦吏子
演出:幾野慈朗

うーーーーーん、とっても微妙な最終回だった。
いろんな登場人物を最後だから・・・とばかりに出してしまって、何だかチグハグな印象を受けてしまった。

ドイツに渡って耳の手術を受け、その手術は成功・・・以前よりは多少聞こえるようになった沙絵(柴咲コウ)。
んで、ハルキ(沢村一樹)と結婚準備を進めているんだよね〜。

卒業の手続きもあって日本に帰国した沙絵がハルキと一緒に指輪を買いに行って、そこで宝石店から出てきた櫂(妻夫木聡)を見かけ、向かいの通りから「かい・・かいーーーー!」と声を出したのは、ちょっと感動だった。
宝石店から出てきたのは沙絵に指輪を買うつもりだったからなのに、その沙絵がハルキと結婚準備をしている事を知り、ショックを受ける櫂。

しかし、沙絵はあの櫂にシャツを届けに行った日に、真帆(小西真奈美)と一緒にいる櫂を見て諦める決心をしたって言うじゃないのさ。
それだけで勝手に勘違いしておいて、ハルキとの結婚まで決めておいて、それで櫂に向って「なぜあの時、追いかけてくれなかったの?」とは何事でしょう?
ここであの台詞をもう一度・・・「ふざけんな!萩尾沙絵!」。
結局、ドイツで予定されていた式はキャンセル・・・ハルキの立場は・・・って感じですよね。(^^;

作業療法士の試験にもパスした櫂、そして卒業式。
式を抜け出しラウンジに来た櫂は、そこでオレンジの会のノートを見つける。
そこには沙絵から櫂へのメッセージが・・・。
「あなたを信じ切れなくてごめんなさい。」
それを読んだ櫂が沙絵を探し、まぁ何というかハッピーエンド?(^。^;)
「ここからもう一度二人で始めよう。」
うーん、ここでぐっと来なきゃいけないんだろうけど、正直さっぱりだった。(^^;ゞ
それより、その後のオレンジの会の5人が揃った場面の方が、ちょっとした感動だったような・・・。
まぁ、こんな感じで終わりかな?と思っていたところでの、最後の沙絵の「櫂、いってらっしゃい。」という言葉には泣けた。
言葉はたどたどしいんだけど、そこがまた涙を誘うっちゅーかね〜。
それにその言葉を聞いた櫂の何とも言えない表情が、またきゅん♪とさせてくれちゃうんですわ。

パーツ、パーツは良かったんだけど、全体通すとどうもしっくり来なかった最終回。
いやぁ、また最終回というものの難しさを感じたような気がします。

 

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