プライド

企画プロデュース:大多亮
P:杉尾敦弘・牧野正

主題歌:クイーン ♪ボーン・トゥ・ラヴ・ユー

第1回
脚本:野島伸司
演出:中江功

キム様ファンのために送る、キム様プロモのようなドラマなんでしょうか?
いやいや、キム様があまりにカッコよいので、毎回こうやってやっかみ半分で言われてしまうんでしょうね。(^^;
そんなに素でカッコよいキム様だからこそ、私としては「頼りないダメ男・・・でもハートのいい奴!」なぁんて役をやって頂けたら・・・と長年思ってるんですが、どうも最近のキム様ドラマのキム様は「どう?おれって今、キムタクだろ?あん?(と鼻で笑う)」っぽい役ばかりで、どうも食傷気味なんですわ。(^^;ゞ

このドラマも「俺ってキムタク!」オーラが出ていて、しかもハル(木村拓哉)がホッケーのスター選手という、いかにもキムタクな役じゃないですか・・・。
うーん、どうしても最初からピュアな気持ちでは見れないの。(きゅるるん♪)

・・・と、邪念入りまくりで見ておりました。
個人的には安西コーチ(時任三郎)に注目しようかと思ったら、呆気なく初回でご臨終ですよ。(^^;
安西コーチの後任としてやって来たのが兵頭(佐藤浩市)で、この二人の役者にはめちゃめちゃ惹かれるものがあっただけに、安西の死は残念でした。
できればブルースコーピオンズのコーチをメインにしたドラマで見たかった。(無理)
熱意を持って指導する安西、その指導方針を否定し、自分がコーチに就任しようと画策する兵頭・・・みたいな。
うん、希望としてはそういうのが良かったんだけど、もちろん主役はキム様なので気持ちを入れ替えて・・・と。(^^;ゞ

ハルが亜樹(竹内結子)を初めて見たとき、「まずいなぁ・・・彼女、古き良き時代の女かもしれない」って台詞があったんだけど、何だか妙に狙ってる感じのする台詞でしたわね。(^^;
亜樹と接触する機会を作るために、わざとケンカに巻き込まれたフリをして心配してくれた亜樹に、「親切にしてもらったから」なんてメールアドレスを聞き出すという手法も妙に手が込んでて・・・。
お姫様抱っこでのアイススケートも、羨ましいとも思わないんだなぁ・・・。
自分からデートに誘ったりしてるくせに、試合で乱闘騒ぎを起こした自分を心配して来てくれた亜樹には冷たくするし・・・。
そういうところに惹かれる女がいるとしたら、それこそ「古い時代の女」だと思うんだけどね。

大和(坂口憲二)はいかにも「いい人」って感じ。
「愛するために愛されたい」での坂口君が「???」だったのに対して、この手の「爽やか・純粋・好青年」って感じの役は得意分野(というより素?)のようですね。
真琴(佐藤隆太)は、これまたいかにも佐藤隆太がやりそうな役。(笑)
そして友則(市川染五郎)のモテ男はいいんだけど、どうも染ちゃんとホッケーが結びつかん!(^^;

「May be」って言葉の使い方も、どうなんでしょうね?
何だかピンと来ないんですが・・・。
まぁ、ストーリーがどう転がっていくかに期待して、なるべく邪念を捨てて挑みたいと思います。m(_ _)m

 第2回
脚本:野島伸司
演出:中江功

OP前で、かる〜くムカついてしまいました。m(_ _)m
ホッケーシーンでのハル(木村拓哉)の亜樹(竹内結子)に対する、「見てた?」ってポーズ。
インタビューに答えるハルが、「恋人はいますか?」と聞かれて、わざわざカメラを亜樹の側へ連れて行き、「この人が・・・ママです。」って何?
もうここで軽くキレそうだった!
完全に女をバカにしてないかい?
あえて断わっておきますが、私がキレそうになったのはハルであって、決してキム様ご本人ではありませんので、誤解のないように・・・。
どうも、こういう男がカッコいいとは思えないんですけどね〜。
「古き良き時代」なら、この手の男がモテた時期もあったでしょうが、それっていつ?ってぐらいじゃありません?

試合で折れちゃった奥歯だってプレゼントされたかねーよ!
・・・と、終始ぶつぶつ言ってなきゃならないんだわ!

ハルの母親は若い男と蒸発したらしいですが、そういう過去があるから、亜樹みたいに2年も連絡のない彼氏を待ってる女に惹かれるってーのは、マジな話のようですわね。
しかし、そういう「過去に何かあって・・・本気の恋愛が出来ない人」ってーのも、今時どうなんでしょうか?
夫を亡くした容子(石田ゆり子)の事を、自分が守ると思い込んでたり、何だか勝手な思い込みで突っ走ってるようで、やはりハルが好きになれません。

ラストのホッケーの試合でも、会場に現れた亜樹を見て、敵にマークされてたハルが残り時間ギリギリでマークから抜け出し、最後の点をあげるという展開を、気持ちよくは受け入れられず・・・。
「出来れば目をそらさずに見て欲しい。そうすれば俺は強くなる。」って言葉の通り、亜樹が目をそらさなかった事で、ハルはキメる事が出来たんでしょうが、そこで視聴者が「よし!」と思ったかはかなり疑わしい。(^^;
「メイビー」って言葉を、今回は亜樹が言っちゃってたんだけど、この「メイビー」って台詞ももっと効果的に使われていればいいんだけどね。
何だか、どうしてそこで「メイビー」?ってな感じなんだよなぁ。

せめて兵頭コーチ(佐藤浩市)がもっと出番多かったらなぁ・・・。
何だかこのドラマの見どころが、私にはわからん!

第3回
脚本:野島伸司
演出:澤田鎌作

真琴(佐藤隆太)にビンタしたり、突き飛ばしたりするハル(木村拓哉)に、イラついてしもーた!マジで!
何だ?この男・・・やっぱ好きになれん!
高校時代に耐えられないほど過酷な練習をやって、問題になり退部させられた経緯も大和(坂口憲二)の話でわかったけど、だからどうよ?って感じじゃありません?
ベスト8じゃなくて、優勝を狙ってたとか、一人で凄いトレーニングしてたとか、そんな話聞いても、視聴者の心は動かされなくってよ!
真琴が半年前に対戦相手に体当たりされてあばらを折って、それ以来試合に出るのが怖くなったという気持ちの弱さみたいなものに気付いていたのが兵頭(佐藤浩市)とハル。
そんな弱い気持ちなら辞めてしまえ!って事だったんだろうけど、ハルの突き放し方に愛情があるようには見えないのが難点。
確かに「ワンアシストあげたら、退部を考え直す」という兵頭の意見で、ハルは試合終了間際に真琴にパスを出し、アシストさせてシュートを決めるという優しさ(?)も見せたけど、何だかな〜ぁ・・・。(^^;
普通はここで、「あぁ、ハルが見せた冷たい態度は、真琴を奮い立たせるためのポーズだったのね」と安心するところなんでしょうが、どうにもこうにも嫌な奴にしか映らないのが残念!

回を重ねるごとにつまらなくなって、3回目にしてかなりキツくなってしまった。
「メイビー」も使いすぎだよ!ってぐらい使ってて、不快なぐらいだわ!
ただ、最後の亜樹(竹内結子)とハルのシーンは、ちょっと良かったかも・・・。
「みんなのところに行こう」というハルに、「ディフェンスの動きは目を見ればわかるんでしょ?」と、自分の心の中を読ませようとする亜樹。
んで、じっと亜樹の目を見つめたハルが、「もう少し二人でいたい」と・・・。
やはりキム様の見つめる視線には力がありますなぁ。
それは認めるんですが、いい大人が棒つきキャンディーっつーのはいかがなもんでしょ?
それもハルが「子供っぽい」というのを象徴する小道具なんですかね?

第4回
脚本:野島伸司
演出:平井秀樹

あーーーー、ダメだーーーーー!
友則(市川染五郎)が女子大生・真理子(水川あさみ)を妊娠させたとして、怪しげな合コンサークルの面々に金を巻き上げられそうになるけど、友則は金を払わず殴られても殴られても耐え続ける。
「社会人だから我慢した」って、どうよ?
大体、水川あさみちゃんをあんな役で使っちゃう事自体、もったいないとしか言い様がない!

友則は金持ちの息子だけど、実は愛人の子供で認知さえされてなくて・・・って、そんな不幸話はもういいよ!
金持ちだからって幸せじゃないみたいな事も言ってたけど、何だか説得力ないし・・・。
友則がグレて族に入ってたとかそんな事も、何だかなぁ・・・って感じ。
もちろん、それを言ったのは友則本人じゃなくハル(木村拓哉)なんだけど、それにしても何だかなぁ・・・。(とにもかくにも、「何だかなぁ」としか言い様がないドラマだ)
大人になって「昔、オレ悪くてさ・・・何でもやったさ、ワルがするようなことは・・・。」みたいな事を言うやつって、どうもダメなんだよなぁ。(^。^;)

最終的には学生さんと社会人の乱闘になってるし、そんな話でいいのか?
「学生さんだからって何やっても大目に見てもらえるとおもったら大間違いよ!」と、社会人さんたちがぶち切れちゃうってわけか?
んで、学生さんたちをボッコボコにしたアイスマンは、意気揚々と試合に臨むってわけか?
それが社会人として許されるのか?
うーん、かなり疑問だ・・・。(ーー;)

だんだん台詞もさぶいの連発になってきたような・・・。
「安い絵の具に染まるなよ!」というハルの台詞なんて、思わず身震いがした。(ぶるっ)

大和(坂口憲二)が百合(中越典子)に本当の事を言おうとするのに、何故か言えない、言っても嘘だととられてしまうというあたりは今後が気になるところだけど・・・。
他は耐えられない状況の連発で、かなり厳しい雰囲気だ。
キム様ドラマでは、必ずと言っていいほどキム様攻撃をする私ですが、今回ばかりはキム様が可哀想に思えて仕方がない。
この役では、キム様本人が嫌われても仕方ないだろう。
本当に嫌な奴なんだもん。(^^;
容子(石田ゆり子)に強引にお金を渡すあたりも、とっても勘違い男で見ていて不快!
「オレ様が面倒見てやるからよ〜」と見下されているみたいで、私だったら絶対嫌だ!
兵頭(佐藤浩市)と容子がどうも恋人同士だったようだけど、そんなエピが活きてくりゃいいなぁ。
頼みの綱の兵頭も、すっかりひっそり・・・って感じだもんね。(落胆)

第5回
脚本:野島伸司
演出:澤田鎌作

大和(坂口憲二)が高校生の頃にやってたバイク便のバイトの途中で子供をはねて、結局その子が亡くなって・・・。
ホッケーのジュニアチームに入っていたその子の意思を継いで、大和は急にホッケーを始めた。
それから12年、ずっと人を殺してしまったという事実に苦しみ、子供の両親とも和解できず、事故現場にさしかかると辛くなり・・・。
でも、大和の事を亡くなった子供の親・江川(風間杜夫)も許してくれて、自分の子供のために作ったお守りを託してくれて、本当に良かったね。
ええ話や・・・。(涙)






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




って、書けるかよ!



何?今回の話は?
今までで一番つまんなかったよ!
とりあえず登場人物それぞれに関するエピが必要で、「大和は・・・暗い過去を背負ってる・・なんてーのはどう?」ぐらいの、安易な考えで作ったんでしょうか?
ハル(木村拓哉)が苦しむ大和に「お前は加害者なんだよ!被害者面すんな!」と叫ぶあたりは、その台詞がそのまんまキム様に投げかけられているようで、聞いてて冷や汗もんでしたわ。(^^;
「あの子にちゃんと心の底から手を合わしてさ・・・。」
たぶん、全国の皆さまが突っ込んだはず!
「そういうお前はどうなんだ?心の底から謝罪したのか?」
どうしてもハルではなく、単なるキム様としてしか受け入れられない台詞になってしまっている。
キム様がホッケーのパックをエキストラの中に打ち込んで女の子が怪我をしたということと、このドラマを結び付けたくはなかったが、どうにもこうにも連想させる要素が多過ぎて・・・。
ま、この話はこの辺で終わりましょう。(^^;

ちゃんと、ドラマの話をすると、今回はどうも適当に切って貼り付けて繋いだような、不自然な雰囲気が漂っていた。
流れが自然じゃない!
あと、風間杜夫さんに「メイビー」を言わせるなよ!って感じ。
めちゃめちゃ寒気が走りました。(^^;ゞ
最後の亜樹(竹内結子)とハルが雪の中でいい感じ・・・なシーンも、さぶ〜くて、さぶ〜くて・・・。(^。^;)
真冬に水着でかき氷を食べてるぐらいの体感温度でございました。m(_ _)m

第6回
脚本:野島伸司
演出:中江功

誰か私にこのドラマの伝えたい事を教えてください。m(_ _)m
な〜にが言いたいんでしょうか?

っつーか、今回許せなかったのは200万なんて大金を、亜樹(竹内結子)やハル(木村拓哉)が簡単にやり取りしてるところですよ。
亜樹って普通のOLなんでしょ?しかも、親元離れての一人暮らしのOL。
そりゃ〜、貯金が趣味って人も中にはいるでしょうが、普通はそんなに貯金ないと思うのよね。
いや、あったとしても・・・ハルの母親・千恵子(松坂慶子)に貸せるか?
200万だよ!(強調)
千恵子も千恵子で、ハルにお金を工面してほしいと言いにやって来たのに、その肝心な事を亜樹からハルに伝えてもらおうってどうなのよ?
何だかもう滅茶苦茶ですわ。(^^;
松坂慶子さんをキャスティングした事で、そんな母親でもちょっと可愛らしく見えちゃうのが救いといえば救いなんですけど、ここで突然母親が出て来た事自体、妙ですわね。(^^;ゞ
千恵子が何のために自分に会いに来たのか、そして亜樹がお金を工面した事を知って、ハルは亜樹にポンと200万返すんですが、それがまた、なんちゅーか、ムカつきますわね〜。(ふぅ)
200万って、そんなに軽くやり取りできる金額じゃないと思われ・・・。
一般庶民な私は、まったくついていけませんでした。m(_ _)m

あと、今回は渉(田中碧海)に「メイビー」って言わせちゃいましたね。
先週の風間杜夫さんだけでなく、子供にまでこの台詞を使わせるなんて・・・。(^。^;)
それと容子(石田ゆり子)の台詞でめちゃめちゃ引っかかったのが、「優しい人が好き・・・なんて子はダメよ。自分が優しくないから・・・。」ってどうよ?
あたしゃ「優しい人が好き」なんですけどね〜。(ーー;)
容子さん、全国の「優しい人が好き」な女子(あえて、このドラマの場合は「女子」と言わなきゃいけないらしい)を敵に回すような台詞を・・・。

そして予告でも話題になった(?)、例のキスシーンですよ。
亜樹の「私がハルのママだったら、いつでも(泣き言を)聞いてあげたのに・・・。」と、ハルを抱きしめるんだけど、これがさぶくて、さぶくて・・・。(ぶるぶる)
普通の女は、男が自分に母親の片鱗を求めることに怒って、「あたしはあんたのママじゃないのよ!」となるとこなんだけど、亜樹は自ら「ママ」になりたいってか・・・。
おえーーーーーーーっ!
んで、ちゅばちゅばちゅー!ですよ。(^。^;)
インフルエンザ並みの高熱が出そうでしたよ、あたくし・・・。(^^ゞ
ベッドでのハルと亜樹も、ものすごくこっぱずかしくて・・・。
あぁ、爽やかな月9のイメージが、どんどんねちっこくなって行く。

亜樹が待ってる彼氏・夏川が谷原章介さんみたいですね。
ハル(春)と夏川(夏)と亜樹(秋)が揃った、冬のドラマなんですね。
おあとがよろしいようで・・・・。m(_ _)m

第7回
脚本:野島伸司
演出:平井秀樹

皆さん聞きました?
大和(坂口憲二)の「四季の歌」。(;^_^A アセアセ・・・
いくらハル(木村拓哉)の誕生日だって、「四季の歌」はないっしょ?
何考えてんだか・・・。(^。^;)フウ

んで、結ばれちゃったハルと亜樹(竹内結子)ですが、もうイチャイチャぶりがこっぱずかしいのなんのって・・・。``r(^^;)ポリポリ
出来立てホヤホヤの男女なんて、あんなもんかもしれませんわね。
でも、見せ付けられるのはたまらないっす!

そしてついに帰ってきましたね、亜樹の彼氏・夏川さん(谷原章介)。
みんな夏川さん役が谷原さんだってわかってるのに、あのもったいぶった映像は何なんでしょ?
さっさと見せりゃ〜いいものを・・・。
帰国したら結婚する約束になっていたらしい夏川さんと亜樹。
まぁ、2年も音沙汰無しで待たせる夏川さんが悪いのか、彼氏を待ってる間にハルとゲーム恋愛の契約をしてしまう亜樹が悪いのかは微妙ですが、こうなってみて再度思うことは、亜樹みたいな女のどこが「古きよき時代の女」なのかってことですわ。
元々、亜樹という人物を好きにはなれなかったし、これっぽっちも理解はできなかった私ですが、今回で亜樹に対する感情が、より一層マイナス方向に傾いてしまったような気がするの。
そして、あろうことか、ハルの事を「可哀想」なんて思っちまったさ。(^^;ゞ
「女の人が一番安心するプレゼント」として部屋の合鍵(ピンクのリボンつき)という趣味が良いかどうかは別として(^^;、ハルは亜樹のことをメイビー本気で好きになってるわけで・・・。
ラストの橋のシーン。
イマイチわかり辛い場面ではあったけど、ハルはゲームは終わりと言いつつ「右のポッケと左のポッケ、どっちがいい?」で最後の賭けをしたのかなぁ?
あの亜樹の涙もどういう意味なんでしょ?
ハルが自分を想ってくれる気持ちが辛かった?
この恋愛が所詮ゲームなことが悲しくなった?
亜樹はたぶん夏川に「結婚はできない」としっかり断わるために橋に来たんだろうけど、その前にハルに別れを告げられたことが悲しかったと取るべきだろうか?
惜しいなぁ・・・このシーンがもっとしっかり伝われば、意外と盛り返す転機になったかもしれないのに。
もったいない・・・。
この私がドラマの中のキム様に「可哀想に・・・」なんて感情を抱くことは滅多になくってよ!(笑)
本当の愛を知らない男が、やっと本気で人を愛し始めた矢先・・・って感じで、今回のハルにはちょっとそのせつなさを感じてしまいました。
はい、私らしくないですね。反省します。m(_ _)m

第8回
脚本:野島伸司
演出:澤田鎌作

先週のラスト部分での、ハル(木村拓哉)の賭けだけど、やっぱ一応ポケットにはピンクのリボンつきの鍵は入っていたのね。
しかし、「失恋記念リサイタル」とか「涙のリクエスト」を熱唱するハルとか、何がしたいんだかわけわからん!
こういう部分に、全くついていけないんだよなぁ・・・このドラマ。
「若いね〜」という目で見るんじゃなくて、どうしても「アホか?」って目で彼らの行動を見てしまう。
あんな「失恋リサイタル」会場に身をおかねばならない亜樹(竹内結子)も可哀想だとは思うけど、亜樹の方にも共感はできないんだよなぁ。
ゲームとして付き合う恋愛はハルが言い出した事ではあるけれど、一番ゲームとして乗り切ったのは亜樹じゃないの?みたいな・・・。(^^;
いつぞやは友則(市川染五郎)をハメた女にビンタして説教してた亜樹だけど、あんたにそんな資格はあったのかい?と聞いてみたいもんだわ。

亜樹と同様、いや、それ以上にムカつくのが百合(中越典子)。
大体、この女にはこれっぽっちも共感できなかったんだけど、車検証の名前を見て車の持ち主が大和(坂口憲二)ではなく友則だとわかったからって、あの態度はなんだよ!
っつーか、ガソリン入れてる間にちょこっと大和の態度が気に入らなかったからって、そこにあった車検証見たりするか?
っつーか、そんなところに「見てください」と言わんばかりに車検証が置いてあるのもどうかと思うけど・・・。(^^;
んで、大和の部屋に突然やって来ては「こんな部屋がお城なんて・・・」と、何て言い草だ!(`ヘ´) プンプン。
変わり身も早くて、グリーンモンスターの玲志(山下徹大)を自分からデートに誘ってるのもどうなのよ。
「あんたに本当の愛はあるのかし?」って感じだわ。
百合を愛人枠でしか見てない玲志に大和が「真剣に付き合ってやってくれ」なんて頼んでるのもちゃんちゃらおかしいんだけど、それでエレベーターでもみ合ううちに大和が落下し大出血ってーのも、すんげー唐突な展開だな・・・と。(^。^;)
血の量・・・多くありませんか?ってぐらい、どんどん広がる血の海に冷ややかな視線を送ってしまいました。m(_ _)m

話は前後しますが、友則の「プライドを捨てるのも案外プライドいるんだよね」って台詞・・・すでに「彼女が死んじゃった。」で使われた後だし、なーんも心に響いてこなかったよ。
まぁ、別のドラマで使われた台詞だろうと、活きる時は活きるはずなんだけどね。

あのミカン色のライトをハルがじっと見つめて、カサの部分を外して「メイビー・・」って言ってるところ・・・「はぁ?」って思って見てたんだけど、電球に「Maybe,Love you」って書いてあったとはね。
っつーか、さぶいよ。(ぶるぶる)
ハルもさぶいけど、亜樹のやることもさぶい。
そういう意味では、いいカップルだよ!(爆)

んで、夏川さん(谷原章介)だけど、この人もどうなんでしょ?
亜樹の前では2年間連絡しなかった事をいかにも自分が男らしいだろ?って感じで言って、ハルの事だって大して気にしてないような雰囲気だったのに、1人でハルに会いに来て色々聞き出そうとしてるし・・・。
うーん、結構女々しい男だなぁとガッカリ。
亜樹との間に何かあったのかどうかを確かめようとした夏川に、ハルが「過ちなんかなかった。真実しかなかった。俺と亜樹は真実で結ばれた。」って言った後の表情・・・。
あらっら〜、私が期待してた夏川さんとはあまりに違うんで、またまたガッカリ。
そして予告を見たら、夏川さんが亜樹に暴力?
はぁ・・・もう幻滅・・・。
このドラマには一人として魅力のある人物が出て来ないのねん。

第9回
脚本:野島伸司
演出:中江功

何だかいろんな方面で、とんでもない展開になってきてしまいましたが、最終的にどうなるんでしょうか?(それを言っちゃ〜、おしまいよ)

大和(坂口憲二)は競技生活への復帰は難しいらしい。
百合(中越典子)も大和が怪我したと聞いても、「どうせ私の悪口言いに行って、天罰で落ちたのよ。」ってよく言えるよなぁ。
そんな百合に亜樹(竹内結子)が意見してるのを聞いてた知佳(MEGUMI)が、「女はめんどくせ〜!」って言った一言が、一番説得力あったような気がする。(苦笑)
それならそれで、そういうキャラで押し通すのかと思えば、最後の方ではお見舞いに来ちゃってるし・・・。
その心境の変化は何がきっかけなんでしょうか?

んで、問題は夏川(谷原章介)の暴力よね?
予告で見てた時は、「えーーー、夏川さんってこんな事する人なの?」って、すごくショックだったんだけど、今週ちゃんとオンエアを見たら私には突発的な出来事のように映ったんだけど・・・。(^^;
亜樹が怪我をしたとわかった後の、妙にベタベタした「ごめんよ〜」な夏川の反応が、彼をDVの典型のように見せちゃってたけど、一部始終を見ると暴力というよりは・・・って感じがしちゃったなぁ。
その怪我をハル(木村拓哉)に気付かれまいと、深く帽子をかぶって隠していた亜樹。
でも結局は見つかって・・・「洗い物してて」ってごまかし方は「私、嘘をついてます」って言ってる様なもんだわさ!
亜樹のまぶたに優しくキスをすることで、愛情を示していたハルとしては、その愛情表現の場所を傷付けられたことが、余計に腹を立てる原因にもなったんだろうね。
夏川のところに乗り込んで、「うっす!」の挨拶が終わるか終わらないかのうちにバキッ!!( -_-)=○()゚O゚)アウッ!
んで、ハル逮捕!
雨の中、ずぶ濡れで「ハルが泣いてる」と立ち尽くす亜樹。
むむむむむ〜、私には理解できない世界だわ。(^^;ゞ
途中で出て来た男衆の上半身裸なシーンとか、漫才(?)なシーン、Love&Fight・・・さっぱりわからん!
話が見えん!

第10回
脚本:野島伸司
演出:澤田鎌作

このドラマにおいて一番嫌だなぁと思うところがわかりました。
「プライド」というタイトルのドラマで、台詞の中にまで「プライド」という言葉を頻繁に使うことです。
プライドを感じさせたいのであれば、その言葉をダイレクトに使わずとも表現する方法はいくらでもあると思うし、キメ台詞として最終回ぐらいで「それが俺のプライドだから・・・」ぐらい言われたとすれば、「くーーーー!言っちゃってくれちゃったよーーー!」とクネクネするかもしれませんが、どうも台詞のチープな感じがいただけません。

リハビリを始めた大和(坂口憲二)からの手紙に「メイビー」。(^^;
その手紙を読んで大和が頑張る姿勢に打たれ、留置場でいきなり筋トレするハル(木村拓哉)。
一緒に留置場にぶちこまれてた兄ちゃん、さぞや迷惑だったでしょうよ。(^^;
しかも、たまたま留置場で一緒になっただけのハルに「本当は気付いてんだろ?自分が惨めだって・・・。逃げんなよ!」って言われる兄ちゃんが気の毒でなりません。m(_ _)m
不気味に見えても黙々と筋トレを続けているだけならカッコよく見えたかもしれないのに、こうやって誰にでもからんでいくところがどうも好きにはなれませんわ。

ハルと大和を欠いたブルースコーピオンズは、彼らが復帰するまで残った試合を勝ち続けようと必死。
そんな必死な試合を観客席で見つめるハルと大和。
そして時間ギリギリで逆転し勝利に喜ぶ選手たちの前で、スローで立ち上がる大和。
あぁ、このシーンで「アルプスの少女ハイジ」の名場面を思い出したのは私だけではないでしょう。
「おじいさーーーーん、クララが立ったのーーーーーぉ!」と山をかけるハイジ。
ええ場面やったなぁ・・・。(・・,)グスン
って、ぜんぜん違う事を思い出して涙してしまいました。(苦笑)

そして毎回「?」な場面が多いこのドラマならではのへんてこなシーンが今回も・・・。
みそぎが終わってないとメンバーにビンタしてもらうハル。
体育会系だから・・・って、こんなみそぎはアリなんでしょうか?
っつーか、ハルと同じように自分もぶってもらいたいと言った大和を一番にビンタした百合(中越典子)・・・あんたもどうなのよ?(^^;
それで笑ってる仲間もどうなのよ?┐('〜`;)┌

そうそう、忘れるところだったけど亜樹(竹内結子)は夏川(谷原章介)に告訴を取り下げてもらうために、結婚を決意したらしいですわ。
昔々のお話なら、そういう自分を犠牲にして・・・なのも美談なんでしょうけど、さすがに今、これを受け入れろといわれても無理がありますわね。

最終回
脚本:野島伸司
演出:中江功

何だか無茶苦茶な最終回だったような・・・。(^。^;)
大体、兵頭(佐藤浩市)が失明って、そんな唐突な・・・。
っつーか、ドラマ上、兵頭を失明させる理由が見当たらないんですが・・・。
んで、兵頭を信頼しきってるハル(木村拓哉)にもついていけず・・・。
ついていけないといえば、夏川さん(谷原章介)。
結局、亜樹(竹内結子)のことは大して好きでもなかったんですか?
自分の事をいじらしく待っているであろう亜樹が、2年の間に自分とは正反対の男と恋愛してて、そういう事実に直面した時に単なる執着心で手放したくなかったと?
いやぁ、確かにそういう事もないとは言えないでしょう。
だけど、単なる執着心で亜樹に怪我させたり、ハルを告訴したりしたんですか?
何だかなぁ・・・。(^。^;)
そんな夏川さんが、「亜樹、すまない。僕達別れよう。」ですよ。
それって優しさなんですか?それとも執着する気持ちがなくなっただけですか?

グリーンモンスターとの最終戦も、「はぁ?」の連続。
大和(坂口憲二)が試合に出るだけでもビックリなのに、何でシュートまで決めちゃってるんでしょうか?(^^;
ハルも試合中、意識を失って氷の女神を見ちゃったり・・・。
やっぱ、ハルにとっての氷の女神は亜樹なんですね。(^^;
いや、別にそれはそれでいいんですけど、ちょうどハルが倒れてる時に亜樹が会場へ駆けつけたんだし、会場がざわざわする中、亜樹が「ハルーーーー!」と叫ぶ声が聞こえて、ハルは女神をスタンドに見つけるといった方が納得できたんですがね。
どうしても「氷の女神」じゃなきゃいけなかったんですね。はい、はい・・・。
それでブルースコーピオンズの勝利ですよ!(半ば投げやり)
ハルは兵頭から約束通りチケットをもらって、NHLに挑戦し、見事合格。
そして大活躍と・・・。
ハルが背負う「11」のナンバーは、かつて兵頭の背番号だったんですね。
安西(時任三郎)の「16」より、兵頭の「11」を背負ってるんですね。
容子さんも兵頭と一緒になって、ハルも兵頭の番号を背負って、何だか安西さんが可哀想に思えたのは私だけでしょうか?
ハルの活躍をテレビで見ている作業服の男・・・正直、誰?って思いませんでした?(^^;
留置場仲間の彼がこんなところでもう一度出てくるとは、これまたビックリ!

3年経ってハルが帰国し、みーんなが見守る中、友則(市川染五郎)が貸し切ったスケートリンクでハルが亜樹に「一緒に(向こうへ)来てくれない?」で「いいよ」と亜樹。
そしてシメは「メイビー」という亜樹に、「マストビー」と言い返すハル。
決め台詞がキマらないという、寒々しさ・・・。
とにかく、このドラマは寒かった。最終回は特にわけわからんし、寒いし、CM多いしで・・・。
はぁ・・・・・・・・・・・・。(深いため息)
結局タイトルにもなってる「プライド」というのは、どのあたりにあったんですかね?
何がこのドラマにおける「プライド」だったのか、私にはさっぱりわかりませんでした。m(_ _)m

 

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