曲がり角の彼女

P:吉篠英希・遠田孝一・安藤和久
主題歌:shela 「Dear my friends

第1回
「30代ガードルVS20代Tバック」
脚本:後藤法子
演出:新城毅彦

33歳で仕事もバリバリこなし、堀内(伊原剛志)と不倫関係ではあるが恋愛面もそれなりに充実している千春(稲森いずみ)。
ある日、母(大森暁美)が倒れたと聞いて、大切な副社長・甲本(要潤)の就任披露パーティーに遅刻。
その間、フォローしたのが後輩のなつみ(釈由美子)。
自分がいない間の仕事を、後輩がさらーっとやっている。
自分がいなくても代役を見事に務める後輩がいて、「大変だったでしょ?」と聞けば「ぜんぜん」と答える。
何となくわかる気がするなぁ。

今回「なるほど!」と思ったのは、「女は22歳以下か40より上」ってやつよ〜。(^^;
「何も知らない」か「すべてわかっている」が良いんだって!
30代で仕事もある程度任されるようになり、キャリアだってそれなりに積んでて・・・そういう女は副社長だろうと意見しちゃうのね。
なつみと千春の今後は、先輩と後輩でありながら女と女の戦いでもあるので、ちょっと興味がわいてきた。

もう少しテンポよく進み出すといいかも。
女優として出演の青木さやかは、思ったより自然でよかったんだけど、あのアナウンサーっぽい喋り方が時々気になる。
それにしても33歳でTバックかババ色のガードルかで迷っている千春って・・。(^^;
私は20代でも迷わずガードル派だったけどね〜。(笑)

第2回
「選ぶ女と選ばれる女」
脚本:後藤法子
演出:新城毅彦

合コンで30代だと言えずに、「29歳」とサバを読んだにもかかわらず、お目当ての男はなつみ(釈由美子)に夢中ってーのがせつないわなぁ。>千春(稲森いずみ)
一樹(要潤)に誘われたのだって、彼が見合いを断るために使われたんだし、おまけに行った先が堀内(伊原剛志)のレストランでしょ?
一樹のことや、結婚相談所のお試しコースの申込書を見て、堀内が「理想の相手ってーの見つけたけりゃいいぞ。」って言ったのも傷つくよなぁ。

えり子(青木さやか)が金を渡していた合コンで知り合った男。
「結婚、結婚って食いつかれそうだから無職だと嘘をついた」ってーのもどうよ?
千春が怒るのも無理はないわよ。
自分の人生は自分で何とかしなくちゃって事はわかってるけど、隣りに誰かいてほしい。
うーん、考えさせられる言葉だった。

なつみも母親にお金がないと泣きつかれていたり、男をモノにするテクニックを駆使してGETしようとしているところに、ちょっと何か理由がありそうで気になる存在になって来た。

「不倫はやめよう」と決断したくせに、自分の部屋が空き巣に入られた事がわかった時、まず真っ先に千春が電話しているのが堀内の番号だったりするのが、ちょっぴりせつなかったな。

悪くはないんだけど、もうちょっと工夫がほしい感じがする。
来週はなつみの生活がちょっと見えてくるみたいだし、面白くなるのかも・・・。

第3回
「不倫はもうやめよう!」
脚本:後藤法子
演出:池添博

空き巣に入られた千春(稲森いずみ)が、鍵を取り替えたもののマンションの部屋に帰るのが不安で、社員寮を希望するんだけど・・・それがなつみ(釈由美子)と同じ部屋で。(^^;
社員寮、二人部屋、しかも同居人は気の合わない相手・・・最悪じゃん!
でも、この二人の同居・・・なかなか面白い部分もあったなぁ。
年下のなつみの方が結構しっかりしてて、何事も大雑把な千春に「冷蔵庫は閉めて」とか「使ったコップはその都度洗って」とか小うるさく言うんだよね。(・・;)
私も意外とそういう細かいところが気になるタイプなんで(^^ゞ、こればかりはなつみと一緒に「そうそう、冷蔵庫」「そうそう、コップ」と同意してしまったわ。(笑)

で、堀内(伊原剛志」との不倫をやめようと思いつつ、なかなか別れ話が切り出せなかった千春。
最終的に切り出せたのは、やはり堀内の奥さんが夕子(三浦理恵子)だと知ってしまったのも大きかったんだろうな。
居心地の良い男だけど別れなきゃいけない・・・なるほどね〜。
30代で独身の千春にとって、仕事の愚痴も聞いてくれて、側にいてくれて、束縛するわけでもない男って、本当に切れない存在なんだろうなぁ・・・と思った。
別れなきゃ!と思っても、別れたら一人ぼっちになってしまう気がして怖いというのもあるのかも。
でも別れた事で、新たな恋も生まれるのかな?
個人的にはまだまだ堀内とつかず離れずな距離でいてほしいんだけどね。(笑)

第4回
「年下男がアツい!!」
脚本:後藤法子
演出:池添博

20歳の花屋の兄ちゃんからラブレターをもらった千春(稲森いずみ)。
13歳年下の男からラブレターをもらうって、どういう気持ちになるんだろ?(経験無し)
漢字を間違ってるあたりで、激しく冷めそうなんだけど、そういうところも「可愛い」と思えるものなんだろうか?
ま・・・早い話が相手によるような気もするんだけど。(^^;

堀内(伊原剛志)と別れた後、何となく一樹(要潤)といい感じになっていく千春。
いやぁ30代で独身だろうが、何気に男が途絶えない生活じゃん!(笑)
何も悩む事ないんじゃないの?(爆)

それより私は、えり子(青木さやか)がホテルのお客で68歳の男性と付き合い出した事の方が興味あるんですけど・・・。
ぐーんと年上の男性に「若いお嬢さん」扱いをしてもらえること。
これって、意外と嬉しいんじゃないかしら?(*^。^*)
美味しいものをご馳走してもらうのも、「それ目当て」で行ってるんじゃないところがいいのよね。
お寿司頼む時だって、「ゲソ」とか「かっぱ巻き」とか嬉しそうに頼んでたじゃん!
「高いもの食べてやろう!」って感じがないから、嫌味がないんだわ。

えり子と68歳の男性の話もまだまだ続きそうだし、ちょっと期待しちゃおうかな?
千春の恋愛より、今はえり子の方に興味津々だわ。f(^^;)

第5回
「エッチはガマンだ!」
脚本:後藤法子
演出:新城毅彦

30代からの美しさを作るのは健康!
おぉ!妙にここに反応しちゃったわ・・・私。(^^;ゞ
20代のうちは特に健康なんて意識しなかったわけよ・・・外見をいかに磨くかに重点を置いていたというか・・・。
でも、30代になったら感じるの・・・体の衰え。およよ・・・。
で、千春(稲森いずみ)が嫌いなレバーを鼻つまんで食べる気持ちに共感したわ。
私もここ数年で大嫌いな納豆を克服したのよ〜。すべては健康のため!(^。^)v
でも、最後にはそんなガマンなんかくそ食らえ!となっちゃうあたりが、ちょっと気持ちよかったりもして。(笑)

嫌いなレバーを食べたり、お酒を我慢したり・・・というのと一緒で、堀内(伊原剛志)に会わないというのも結局は千春のやせ我慢。
皮肉な事に、それに気付かせてくれたのがなつみ(釈由美子)だったりするんだよね。
一度別れた堀内と、またくっついちゃったってわけか・・・。
確かに電話の声だけで「風邪?」なんて気付いてくれる男は捨てがたい。(笑)
我慢しないのもいいと思うけど、この場合「不倫」だし堀内の奥さんは夕子(三浦理恵子)だし、これで本当に良かったのかな?という疑問も残るんだけどなぁ。(^^;

で、私が一番気にしてたえり子(青木さやか)と68歳の岡田さん(梅野泰靖)。
えり子ったらホテルに岡田さんを誘っておいて、ベッドの上で向かい合って正座したものの、「ごめんなさい!」ですか・・・。(^^;
お食事止まりな事を気にしてて、ホテルに誘ってはみたけれど・・・やっぱそういう関係になるのは無理だと気付いたって事ですかね〜。
でも、最後には呆然として「1億円もらえるかも・・・」なんて言ってたわよね。
え?遺産相続とかそういうの?(・・;)
またまた気になるわ〜!

第6回
「働く女で何が悪い!!」
脚本:後藤法子
演出:二宮和行

リフレッシュ休暇を取って、ソロモン諸島へ一人旅・・・のはずが、甲本(要潤)に叱られた三宅(金子貴俊)が退職願を出して消えてしまい、会社へ呼び戻された千春(稲森いずみ)。
三宅の穴埋めをしつつも、新しいエステサロンとの契約にも手を出し、必死で仕事をしていると後輩の男性社員には「お仕事マシーン」と言われてしまって・・・。(;´д`)トホホ

先週「そりゃ何だ?」と思わせて終わったえり子(青木さやか)の「1億円もらえるかも〜」は、てっきり68歳のおじいさんと関係があるかと思ったら、じぇんじぇん違ったのね。(^。^;)
実家の近くに道路が出来るから、裏山を売り払えば1億円が・・・という話。
うーん、やっぱこの1億は68歳と絡めてほしかったなぁ。
本当に68歳と恋愛してるのか?お金目当てなのか?みたいなところで、自分自身も悩んでしまうえり子さんを見たかった。
っつーか、あの68歳はもう出ないんだろうか?(・・;)
えり子も1億円が転がり込むかも・・・ってことで、マンション経営のセミナーに行ってみたりしてるんだけど、そうやって仕事を休んだ間にトラブルがなかったかを気にしてるあたりが、なかなか良かった。
そうなんだよ!自分が休んでる間に何も問題がないのが一番なんだけど、それじゃちょっと寂しい。
かる〜くトラブって、「やっぱ、えり子さんがいなきゃ!」みたいに言われるのをどこかで期待してたりするんだよなぁ。
あぁ、すごくわかる・・・って思った。(笑)
全体的に見れば、すごくちっぽけな事でもそういうところに自分の存在する意味を感じて仕事したりするわけだ!
退職届を出した三宅君が交通整理のバイトをしてて、千春にみつかり逃げ出すところ・・・。
追いかけてきた千春が「バイトでも仕事を投げ出すな!」と言ってるのにも納得。
三宅君が持ち場を離れた事で、ちょっとした交通混乱・・・「仕事は責任、引き受けたことはやらないと!」も(゚ー゚)(。_。)ウンウンだったね。

堀内(伊原剛志)と千春の関係に杏子(川島なお美)が気付いたっぽいし、堀内は離婚届を置いて出て行ったし、来週はちょっと動きがありそう。o(^ー^)oワクワク
このドラマ、決して悪くないと思うんだけど、いまひとつ引きつける力が足りないんだよなぁ。
ここから最終回へ向けて、ぐいぐい引っ張ってくれるといいんだけどな・・・。

第7回
「金は会いより強し!?」
脚本:後藤法子
演出:池添博

堀内(伊原剛志)が離婚届を置いて出て行ってしまったと泣く夕子(三浦理恵子)。
こんなところから、今回はお金と愛を絡めながらの話が進んでいくんだけど、借金を背負ってしまった堀内や、借金取りに追われるなつみ(釈由美子)の母・敏江(石井苗子)と、それを取り巻く人々の関係がいい感じに描かれていた。

堀内を助けたくても、大した貯金もない千春(稲森いずみ)。
同じようにお金で助けようと、専業主婦だった夕子もバイトを始めたりするんだけど、初日でクビ!
さりげなく外で働く事って事はそんなに甘くないって事を伝えつつ、夕子が夕子らしく夫を支える方法を導き出す過程を見せてくれたように思う。
そこには杏子(川島なお美)の、「あなたにはあなたにしか出来ない事があるんじゃない?」というアドバイスもあったりで・・・。

そしてなつみと敏江のエピも良かったわ。
必死に貯めた住宅貯蓄の300万、それを敏江に「これで縁を切って」と渡すなつみ。
彼女が普段から「病院近し、バリアフリー」なんてマンションのチラシを見ていたのを知っていた千春が、「親子だって言いたいこと言わなきゃ伝わらない。お金では埋められないんだよ!」と我慢できずに口を挟んだ事で、なつみが自分の気持ちを敏江にぶつけた。
子供の頃、敏江がたまに作ってくれたお弁当が好きだったこと。
いなくなればいいなんて思ってないこと。
敏江もまた、「嫌われてると思ってた」と正直な気持ちを明かし、お金が原因で出来ていた溝を愛が埋めたというまとまり方。
千春が言い放った言葉だって、堀内に寄り添う事を決めた夕子を知っての言葉だし・・・。
いろんな繋がりにはちゃんと意味があって、なかなか良いエピだったな。

「お金に勝てちゃう何かに私は負けた。お金に負けない女になる!」という千春の決断も良い!
失くしてたお財布が見つかって、「でもお金も大切なんだ」・・・というオチがついたのもナイス!

ただ、最後の堀内は・・・ありゃ、殴られて当然だわね。(・・;)
甲本(要潤)に今後千春とは?と聞かれて、「融資先が見つかって店が軌道に乗れば、今まで通りって事もあるかな?」みたいな軽い言い方じゃ、甲本が怒るのも無理はない!
このドラマ、尻上がりに良くなってきたわ〜。

第8回
「男女に友情は成立せず!
キス!キス!キス!」
脚本:後藤法子
演出:新城毅彦

堀内(伊原剛志)と甲本(要潤)が何気に対立してるのが、面白かった。
で、今回は他でもない、千春(稲森いずみ)と甲本の(^з^)-☆チュ!!でしょ!
最初のキスは、言い争いしてたのに、突然甲本が千春の唇を奪うというもの。
驚いた千春の「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?」というリアクションは正しいと思う。(笑)
まさに、そんな感じのキスだったわ。(笑)
なのに、去り際に「忘れて」と甲本。

一方で、えり子(青木さやか)が彼女と別れたという男友達のシマケン(袴田吉彦)を慰めてるうちに、キスから体の関係に発展してしまったというのも、ありそうな話だった。
ただし、青木さやかと袴田君はあまりにも似合わないな・・・と思ったけど。(^^;

千春もえり子も、相手に「(この事は)忘れて」と言われた事に悩む。
えり子がシマケンに言われたという「彼女は作り直せても、友達はそうはいかない」という言葉には、(゚ー゚)(。_。)ウンウンと頷いてしまったけどね。
長く友達でいるのか、いずれ終わっても構わないから友達の域を越えてしまうのか・・・。
なかなか難しい問題だよね。

甲本と対立していた堀内も、最終的には千春の背中を押してくれた形となり、彼女は甲本のもとへひたすら走る!
そして「キスのやり直し」ですよ。何じゃ?そりゃ?(笑)
っつーか、「(^з^)-☆チュ!!」ぐらいで済ましてはくれなかったんですか?
思いっきりやってみました・・・って感じのキスだし、長いし、終いにゃ〜甲本が千春を抱きかかえてまでやってるし・・・。(^^;
やりすぎです!(爆)
それを江陸(吉川史樹)が見ちゃったし・・・。( ;^^)ヘ..
っつーか、あたりは真っ暗な夜に江陸みたいな小さな子が、一人でお買い物に行ってるのが気になってしまったわ。(^^;ゞ
ママの好きなヨーグルトを買いに行ってあげる優しさは認めるけど、時間帯は選ぼうね!>江陸

第9回
「こんにちは赤ちゃん!?」
脚本:後藤法子
演出:二宮浩行

江陸(吉川史樹)ったら、千春(稲森いずみ)と甲本(要潤)のキスを目撃した翌朝、いきなりオフィスにやって来て「チュー!」はないでしょ?( ;^^)ヘ..
あれは焦る!(笑)

今回は妊娠問題。
まず千春の生理が遅れてて、もし妊娠してるとすれば相手は堀内(伊原剛志)って事で、甲本とキスまでしちゃったのに複雑〜ってな雰囲気。
で、大人ですからね・・・サクッと妊娠検査薬など買うわけですよ。
でも、それを会社で落として騒ぎになっちゃったり、何とか家に持ち帰れば突然やって来た父親(小野武彦)に見られちゃったり、ほ〜んとドジなんだから。(^-^;
千春の検査結果は陰性だったけど、ここで驚くべき展開が!
なんと、えり子(青木さやか)がシマケン(袴田吉彦)の子供を妊娠!
たった一度の間違いで友人の域を越えちゃって、もう会わないと行ったばかりなのに・・・と慌てるえり子。
そして、「事故だよ!」「二回(検査薬)やって、二回ともアウト!」と騒いでるえり子に、谷村(高知東生)が怒ったのはよかった。
10代の子が騒いでるならまだしも、30代のいい大人の女だから気をつけなきゃいけない事もわかってたはずだし、そうなったらそうなったで騒いでどうなるもんでもないって事はわかってるはず。
もちろん、わかってるからって当人にしてみれば大問題なんだけど、その後わかった谷村夫婦の話で、怒った意味もわかるよなぁ・・・って。
欲しくてもなかなか子供に恵まれない谷村夫婦。
えり子が騒いでた時、そこにいた自分の奥さんを思って、子供が出来た事を「事故」なんて言ってるえり子に苛立ってしまったんでしょう。

えり子がシマケンに妊娠した事を言いに言った時、「友達やめて夫婦にでもなっか・・・」とシマケンが言ってくれてよかったよ。(^。^;)ホッ!
ここでシマケンに逃げられたら、正直辛いよなぁ・・・30代・・・。
しかし、車の下にもぐりこんでる男って、何でこうも女心をくすぐるのかね〜。(*^。^*)
車の下でえり子の話を聞いてるシマケンに、きゅるるん♪としてしまったわん!

千春のお父さんも、なかなかいい味出してました。
千春の検査薬で、相手は甲本だと思いこんでるし・・・。
「もし娘と付き合うような事があれば、いい加減な事だけはしないでもらえますか?」と頼むあたり、父親の優しさに触れた気がした。
親にとって子供はいつまで経っても可愛い子供なんだな。
甲本との別れ際に、「今後ともどうぞよろしくお願いします」と言うお父さんに泣けちゃったよ。
こういういいお父さんと出会った事で、甲本が自分の父親ともしっかり向き合おうとしてるのも好感が持てたし・・・。

で、ホテルの買収騒ぎに甲本の千春へのプロポーズ!
マジで次が楽しみなドラマになってしまった!

第10回
「花嫁と千春の決意」
脚本:後藤法子
演出:池添博

何だか結構泣けちゃったんですけど・・・。
今回の1話の中で、千春(稲森いずみ)は結婚という二文字に向けて喜んだかと思えば、泣いてしまうわけで・・・。
そのアップダウンに無理がなくて、感情移入しやすかった。
そしてできちゃった婚ゆえに式場のキャンセルを利用して2週間後に式を挙げる事にしたえり子(青きさやか)とシマケン(袴田吉彦)。
結婚式の準備で結婚自体が嫌になってしまうえり子の気持ち・・・既婚者なら(゚ー゚)(。_。)ウンウンと頷いちゃいますよね。(^^ゞ
「んぐあ゛ーーーー!やめたら〜〜!オリャ(ノ-o-)ノ ┫」と投げ出したくなる気持ち、久々に思いだしました。(笑)

千春も甲本(要潤)にプロポーズされてウキウキしてたのに、甲本の母親が千春に会いに来て堀内(伊原剛志)との過去を理由に、結婚は許すわけにいかないときっぱり!
自分の事を調べ上げられた事で、すでにショックだと思うけどね。

えり子の方は、式当日にもどっちの親戚が「君といつまでも」を歌うかでもめてるし・・・こうなると「もうええわい!」と放り出したくもなりますわなぁ。
式の最中もトラブルだらけだったけど、最終的にはえり子の父親(佐藤蛾次郎)もシマケンの母親(大島蓉子)も、素直な気持ちを吐き出していい結婚式になったし・・・。
やっぱり歌っちゃうのかよ?>てんとうむしのサンバ・・・と思ったら、ひな壇の上で幸せそうにしているえり子を見て、千春が泣いてるし・・・。(涙)
その姿を見た甲本の辛そうな表情にも(ToT)ウルウルしちゃったよ〜。

「会わせたい人がいる」と喜ばせていた母親(大森暁美)に、「ダメになっちゃった」と千春が電話するところで、またもや(ToT)ウルウル。
く〜〜、このドラマでこんなに(ToT)ウルウルするとは予想外だったぞ。(^^;ゞ

なつみ(釈由美子)と修二(金子貴俊)も、うまくいきそうでホッとした。
「好きでもない男と会ったりするな!」
こんな事言ってくれる男と、なつみは今まで出会ってなかったんでしょうね。
こっちもちょっと(ToT)ウルウルだったわ。

思いがけず好評だったせいか、最終回が拡大版!(笑)
波に乗って最後まで突っ走ってほしいな。
そして千春には曲がり角をきっちり曲がって頂かないと・・・ね・・・。(^。^)

最終回
「これが千春の生きる道!」
脚本:後藤法子
演出:新城毅彦

良かった!
私は千春とは違う立場の30代だけど、それでも元気をもらえた!
最近、原作のある作品のドラマ化が多い中で、オリジナルで勝負・・・しかも申し訳ないが派手なスター俳優がいたわけでもないのに、これだけの仕上がりを見せた事に拍手を送りたい。
そして、まだまだやれば出来るじゃないか!頑張れ!日本ドラマ!とエールを送りたくなった。

甲本(要潤)とダメになった千春(稲森いずみ)は、習い事でもして新しい世界を広げようとしていた。
語学各種にボイラー技士?(笑)
手当たり次第なところが、お茶目で笑えますな。
そんな千春にグランフォートを買収しようとしているGMIグループのクリストリッチホテルから、引き抜きの話が・・・。
一旦はその手紙をゴミ箱に捨てたくせに、甲本の母(島かおり)と口論してオフィスに戻って来た途端、ゴミ箱あさってるのも可笑しかった。
女は男ほど職場に執着がない・・・というよりは、後先を考えずに行動してしまうところがある。
だから、甲本の母に食ってかかったのもわかる気がしたし、それで転職を考え始めるあたりもアリだと思った。

それでもえり子(青木さやか)とのやり取りで、「この年で仕事かえる事(by千春)」と「この年で他人と暮らし始める事(byえり子)」がどんなに不安かを言い争うあたりで、千春が適当に行動してるようでそうではないんだって事も伝わったし、女性には共感できる部分が多かったんじゃないだろうか?
なんだかんだ言いつつも、辞表を提出してクリストリッチへ移る最大の理由が甲本と顔を合わせたくないからというのも、その後に出てくる千春が東京へ出てきたのも地元での失恋から逃げたんだというのも、ものすごくよくわかる。
「夢とか目標とか立派なもんがあったわけじゃない。失恋から逃げてきただけ。でも正解だった。逃げてもその先で何か出来れば、それはそれでいい。新しい事を始めるきっかけなんて、そんなもん!」
こう言い切った千春に拍手を送りたい。

甲本が千春にクリストリッチで成績上げたら引き抜き返すと言ったところは、もう・・・もう・・・ぐっと来ちゃいました。(*^。^*)
「1年後に迎えに来て」「1年じゃ無理だ」「1年で頑張って!」「はい」・・・のやり取りも、可愛くて素敵だったし、「じゃあ、その時は結婚してくれる?」という甲本に「はい」ではなく、「うん、する」と答える千春も良かった。
その光景を見ていたなつみ(釈由美子)や椿(石川亜沙美)も微笑んでたけど、視聴者も同じこと。

甲本と心が通じ合っちゃったら、辞める理由がなくなったと退職する日に迷い出してる千春にも笑ったけど、そこで谷村(高知東生)が言った「始めようと思った時にちゃんと始めないと、一生何も始まらない」という台詞も、個人的には心にぐっと来るものがあった。

主題歌も歌詞をよく噛み締めて聴くとドラマにもマッチしてて、いい曲だったとあらためて思った。
立ち上がりがいまひとつだったのが残念だけど、尻すぼみになるよりは後半へ向けてどんどん盛り上げたんだからOKでしょう。
「とりあえず前に進んでみる。迷ったら立ち止まってみる。引き返しても別によし!」
「みんな〜、頑張ろう!(^o^)/」というメッセージが伝わってきた。
気持ちの良いドラマをありがとう!

 

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO