電車男
(電車男・もう一つの最終回SP含む)

++ドラマ版++ ++映画版++

原作:「電車男」中野独人
P:若松央樹・川西琢

OPテーマ:ELO ♪トワイライト(ベリー・ベスト・オブ・ELO
主題歌:サンボマスター ♪世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
挿入歌:C-C-B ♪Romanticが止まらない
TVサントラ:電車男

++電車男関連本++

 第1回
「100万人が見守った
恋の行方」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

夏のリゾートバッグ【foletto di bosco(フォレット ディ ボスコ) 森の妖精】内側の革:pla...

あの「キター」って文字が宇宙へ飛んでいく感じから、「はじめ人間ギャートルズ」を連想したのは私だけ?(^-^;
っつーか、古い?(^^ゞ

ネットから始まり、原作本、映画化ときて、連ドラ化。
どこまで行くんだ?って感じの電車男ですが、初回はまずまず楽しめました。
OPもアニメでオタクっぽさを出してるし、映画より時間をかけられる分、ネットの住人たちが電車男を支えていくあたりが丁寧に描かれるといいなぁ・・と思いました。
ただ、不安なのはドラマ版はエルメス視点が重要視されるということ。(^^;
エルメス=伊東美咲嬢なのが、個人的にはどうも受け入れられないんですな。(^^;ゞ
初回はエルメスの出番が少なかったので良かったんだけど、今後彼女中心に話が転がっていくようになると、ちょっと不安かな・・・。

エルメスと電車男(伊藤淳史)の電車の中での出会いのシーンは、エルメスに絡む酔っ払いで泉谷しげるが登場!
やっぱ泉谷さんはこういう役でなくっちゃね!(笑)
そして勇気を出して酔っ払いに立ち向かった電車男の前で、カッコよく酔っ払いを制したリーマンに映画版電車男の山田孝之君が友情出演。
向かい側の席に座るきれいなエルメスさんの背後の窓に映る自分の姿を、少しずつ彼女に近づけていく電車男が可愛かったけど、実際にいたら「キモっ!」って思っちゃうのかも。(笑)

で、お礼をしたいからと住所を聞かれ、一日の出来事をネットの「Aちゃんねる」に書き込む電車男。
ネットの住人にフジテレビの菊間アナが出てたのはビックリしたよ〜。
DV受けてる主婦って感じだったけど、演技はわりと自然だったね。
電車男23歳の誕生日は派遣スタッフの美鈴(白石美帆)に「生きてる価値ない」と言われたり、小さな女の子にバカにされたり・・・とんでもない一日。
落ち込んで帰宅すると、エルメスさんから「HERMES」のティーカップが送られていて、舞い上がった電車男はネットの住人にご報告!
引きこもりだったり、オタクだったり、おっさんだったり、おばはんだったり・・・なネットの住人たちが、見ず知らずの電車男の恋を手助けしようとする流れが、この作品の一番の見どころだと思う。
相手の女性は一人だが、おまいにはみんなが付いている
この言葉で泣けないヤシは糞・・・と言ってみる。(笑)
アスキーアートの達人らしい小栗旬君が、カッコよかったなぁ。
みんなに励まされて、宅配便の送り状にあったエルメスの携帯番号へ電話する電車男。
この電話に彼女が手を伸ばしたところで、初回終了!
うーん、続きが気になるところできっちり終わらせましたね。(笑)

次回は電車男が「おめかし」して初デートへ・・・なんだけど、伊藤君がどれぐらい「おめかし」出来るかも見ものですな。
オタクな劇団ひとりは、ホンマにオタクっぽくてちょっと怖かった。(^^;
サンボマスターのEDは、ドラマの雰囲気とマッチしてて盛り上がったまま終わる感じが好きだった。
やっぱ、鍵を握るのは伊東美咲になっちゃうかな。
配分を間違えるとえらいことになりそーなんで、うまくやって欲しいです。

第2回
「初デートへ向け大変身」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

エルメスこと沙織(伊東美咲)に電話をする電車男こと剛司(伊藤淳史)。
彼女が電話に出られない状況を妄想するのはいいが、映画「ゴースト」とかショッカーに囲まれたエルメスとか何なんだ?(笑)
お互いに電話をするのに、なかなか相手に繋がらない。
剛司もやっとかけられる状況になったら充電切れ!(^^;
んで、コンビニに充電器買いに走ったら、横から来た兄ちゃんに全部買い占められてるし・・・。
この充電器買占め兄ちゃんが、先日歌舞伎町のNo.1ホストの座をあっさり捨てて芸能界入りした城咲仁!
本当に芸能活動してるんですね〜。(^^;
まぁ、仁君はよしとして、SATがコンビニを包囲するというのはどういう状況なんですかね?(^-^;

今回は沙織を食事に誘うまでがメイン。
有名な「めし どこかたのむ」の臨場感も良かったけど、興奮しまくってる剛司の「食事に行きませんけ?」というカミカミな日本語にも笑ってしまった。
単にネットの世界で繋がってるだけの人々が、電車男を支えるために一致団結してる様子が微笑ましい。
電車男はまさに希望の星なわけね。
とりあえず食事にも誘えたし、またまた一歩前進な電車男だけど、エルメスは過去に騙されて辛い思いをしたみたいね。
だからこそ剛司みたいに誠実な男に惹かれていくのかな?
あまり無理のない程度にそのあたりも絡めてくれるといいんだけど・・・。
塚地がいい味出してたし、劇団ひとりの「渋谷=アウェー」発言も面白かった。
ちょっと「おめかし」も出来るようになった電車男とエルメスの過去、そして啓介(速水もこみち)の存在が気になります。

第3回
「初デートに大ピンチ!!」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

おめかしして沙織(伊東美咲)との初デートへ。
何とか無事にデートも終盤へ・・・という時、沙織から出た「お休みの日は何をしてるんですか?」という質問に焦る剛司(伊藤淳史)。
そりゃ〜、アキバ通ってますなんて言えないわなぁ。(^▽^;)
で言葉を選んで言ってみたのが「ネットサーフィンを少々」だよ。(笑)
それを波乗りのサーフィンだと沙織が勘違いしてしまうのは、初回から沙織の天然を印象付けていただけあってスムーズだったかも。
ネットサーフィンとサーフィンじゃ、えらい 違いだわ。
そして電車男の「趣味=サーフィン」に、手も足も出ないネットの住人たちにも笑った。

こうやって、何かあればネットの住人を頼ってきた電車男だけど、アンチが現れスレが荒れた事を自分のふがいなさが原因と思い、ネットを離れ自分一人で考える時間を持つ。
そして再びスレに現れた電車男にネットの住人が問う「エルメスのこと、好きか?」に対し、「好きですよ」と打ち込む電車男。
視聴者の気持ちとネットの住人の気持ちが一体となる感じが、何だか心地よいんだわ。
「寝ても覚めても彼女のことばかり考えてます」という電車男の書き込みを見て、脚を骨折したバスケの選手がもう一度頑張ろうとするあたりは読めてたけど良かった。
ただ、このバスケ選手役の方が最後に叫んだ言葉がいまひとつ聞き取れないのが残念。

「実はカマかけてたんです」というエルメスのしびれるような名台詞も、わかっていたけどきゅん♪としちゃいました。
ただ、以前駅でぶつかってチークブラシを目の前で捨てられた果歩(佐藤江梨子)が、沙織と一緒に剛司との食事に来てしまうという事で、この食事会どうなっちゃうの?というドキドキ感は増しますね。(笑)
最初は心配だった美咲嬢のエルメスも、これはこれでアリかな?と思ってきたし、伊東君の電車男もアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ としてる様子が可愛いと思う。
ネットの住人もあまり固定してしまうと妙なんだけど、多少なりとも変わっているのがいいんじゃないかな?
しかし、啓介(速見もこみち)が沙織の弟だったとは・・・。
そして、初回から同窓会だの風呂だので顔を見せない剛司の母親も気になるところ。
沙織が2年前に騙されたというのが、上海から帰国しようとしている桜井(豊原功輔)みたい。
元カレとして沙織や剛司の前に現れると、また違った展開が見られそうですな。

第4回 
「夏!サーフィン大特訓」
脚本:武藤将吾
演出:西浦正記

【9/30完成・発送予定】Vittoria(ヴィットリア)

あぁ・・・、モウダメポ..._〆(゚▽゚*)
今回はドラマだけのオリジナル部分が入ってたんだけど、これが面白くない。(゚ー゚;Aアセアセ
電車男(伊藤淳史)が言った「趣味はネットサーフィン」というのを、海のサーフィンだと勘違いしたエルメス(伊東美咲)。
会社の及川(前川泰之)に頼んで、3日間サーフィンの猛特訓を受ける電車男。
でも成果は表れず、電車男は最終的にはエルメスに「嘘をついて本当にすいませんでした」と謝るわけよ。
でも、否定できなかった電車男の気持ちはわかるけど、そもそもエルメスが聞き間違えたんだから「嘘」にはならないでしょ?

和哉(豊原功輔)がエルメスの元カレかと思ってたんだけど、彼は兄代わりだったのか。
エルメスが恋愛が出来ないほどトラウマになったのは、ある男性と恋をして2年間も妻子持ちであることに気付かなかったことらしい。
これもエルメスが天然だから?(゚ー゚;Aアセアセ
で、その妻子持ちの元カレというのが葛山信吾で、今回は自分が結果的に騙してしまったエルメスと彼女に恋する電車男を、ネット上で応援するようになったのね。

しかし、面白くない。
先週までの雰囲気はどこへやら・・・、ネットの住人たちが電車男を支えてる感じも、やや薄くなってしまっていたし・・・。
和哉とエルメスが、誰にも繋がってない公衆電話に向かって叫んでいる光景もさぶかった。
あまりエルメスよりになると、このドラマの面白みが少なくなってしまうので、出来れば最後まで電車男がアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ と走り回ってる姿を見たい。

そうそう、月9「スローダンス」とこのドラマを同じ役で掛け持ちしている温水洋一さん。
やっと二つのドラマを結ぶような台詞があったよね。
「もう少しで免許が取れる。」
フジテレビのお天気お姉さんである皆藤愛子ちゃんもご出演。
フジテレビって、近場でキャストそろえ過ぎじゃない?(^▽^;)

第5回
「ストーカー撃退大作戦」
脚本:武藤将吾
演出:西浦正記

原作にあったエピを使いつつも、ほとんどがドラマオリジナルのストーリーだった今回・・・やっぱ、つまらん!
エルメス(伊東美咲)にストーカーの影がちらつき、電車男(伊藤淳史)が彼女を守ろうと奮闘するわけなんだけど、そういう流れでエルメスを家まで送るというエピを入れて来たのね。
それは悪くないと思うんだけど、3話までのいい流れが前回からちょっとトーンダウンしちゃって残念だなぁ。

由紀(秋吉久美子)と啓介(速見もこみち)の確執というのも、盛り込む意味があったんだろうか?って感じだし・・・。

エルメスの家のポストに入れられていたストーカーが撮った写真の束。
その写真を持って、どこでどんなアングルで撮られたのか検証して回る電車男。
このあたりは、いい感じにオタクの物事を突き詰めていく感じが出ててよかったと思う。
実際にストーカー(大倉孝二)と会っても、彼がエルメスに恋する気持ちが電車男にはわかっちゃうんだよね。
好きだけどつり合わないのはわかってて、でもやっぱ好きで・・・。
で、ストーカーが「これが彼女のベストショットです」と、電車男にくれた写真にはエルメスの笑顔の横に自分が写っていて・・・。
今までは必死にエルメスを見つめるだけだった電車男だけど、こうやって写真という形で客観的に自分とエルメスの姿を見ることが出来て、尚且つ写真の中の自分と一緒にいるエルメスは微笑んでいて・・・。
もしかすると、ちょっと勇気付けられたのかもしれない。
そして、そんな自分にはネットの住人という仲間がいる事を再認識したみたい。
電車男がいなくても、ネットの住人が減らないというあたりには、ちょっとホロッとした。
きっかけは電車男だったけど、すでにあの場所はみんなの居心地のよい場所になっていて、そこに集うことでそれぞれが元気をもらっているわけなのね。

関係ないけど、エルメスさんちの表札ってデカすぎませんか?(笑)
ものすご〜く気になるのが私だけ?(^▽^;)

第6回
「告白は波乱の幕開け!」
脚本:徳永友一
演出:武内英樹

ベノア紅茶 ピュアダージリン電車男にも登場の英国王室御用達!あっという間に96缶完売!緊急...

「言え良く」→「家行く」(笑)
エルメス(伊東美咲)の家に招かれて舞い上がる電車男(伊藤淳史)。
と同時にネットの住人たちが異常に盛り上がってるのが面白い。(笑)
家に招かれたら告白だ!と言われて、電車男もより一層緊張しちゃってるし・・・。

エルメスの家でPC修理しつつ、隠れてAちゃんねるに書き込みしちゃうあたりは面白かった。
まさかそんな場所から実況してくるとは思わずに、慌ててるネットの住人たちの反応とかコミカルでこのドラマらしかったし、エルメス家で出されたベノアという紅茶のお店にネットの住人が集結してるあたりも笑えた。
んで、「エルメス」「電車」「コミケ」なんてキーワードで全員が反応してるのが、これまた可笑しくて・・・。(笑)

年に一度の大切なコミケとエルメスに誘われたミュージカルの日が重なって、電車男は悩むわけよ〜。
コミケに縁のない者にとっては当然ミュージカルだろう!と思っちゃうんだけど、そこでコミケを捨てきれないところもオタクの性だろうね。
結局、仕事だと嘘をついてコミケに行ったんだけど、その受付証を啓介(速見もこみち)の働く店に忘れちゃって、それを仕事に必要なものだと思ったエルメスが届けに来たから大変!
嘘をつかれる事が嫌なエルメスにとっては、電車男がオタクな事よりも仕事だと嘘をついていた事がショックなのよ。
せっかくここまでうまくいってたのに・・・コミケのバカ!(爆)

エルメスが行けなくなったミュージカルに、啓介と陣釜さん(白石美帆)が行ってるのも新たな組み合わせで面白いし、エルメスが沙織だと気付いた桜井(豊原功補)がこれからどうするのかも興味津々。

それにしてもエルメスの「少なくとも私にはモテモテですよ」の台詞はいいよなぁ。
私、女子だけどこの台詞には萌えます♪(笑)

第7回
「脱オタク!!涙の誕生日」
脚本:武藤将吾
演出:小林和宏

セイコー ルキア LUKIA Princess Mode SSVX076 電車男 伊東美咲モデル

桜井さん(豊原功補)の活躍ぶりに満足。
脇にいるのに存在感はあって、それでいて邪魔ではない。
エルメス=沙織(伊東美咲)だと気付いて、天使桜井VS悪魔桜井が対決するような妄想があったり、ラジコンを自分の体の一部のごとく操ったり、指輪ひとつ渡すために店内にドミノを仕掛けたり・・・。
桜井さんもちょっと風変わりな人ってところが出てて、面白かった。
電車男(伊藤淳史)がエルメスに嘘をついて避けられている間に、ちゃっかり自分が奪ってしまおうとしていたのに、結果としてエルメスの誕生日に雨の中待っている電車男のもとへ連れて行ってしまう展開になるのも可笑しかった。

桜井さんだけでなく、陣釜さん(白石美帆)も良い働きをしてたなぁ。

エルメスの誕生日パーティーに出かけていって、「あいつ(電車)は今、あなたを永遠のように待ってるんだろうなぁ」なんて気にするように仕向けるんだから・・・。
陣釜さん、ナイスフォロー!

電車を支えるネットの住人たちも、彼の書き込みひとつで一緒になって落ち込んだり、頑張れと応援したり、「このままじゃ終れない」と言われればガッツポーズしたり・・・。
彼らがいて電車が頑張ってるんだけど、逆に電車がいるから彼らも頑張る事が出来るんだってあたりにウルッときてしまった。
ネットの繋がりといういかにも現代的な感覚の中に、妙に人情を感じてしまうのが不思議だよなぁ。

雨の中、ずぶ濡れの電車男の前に現れたエルメス。
電車男が傘を買いに行こうと思ったけど、その間にすれ違ったらイヤだったんで場所を離れられなかったという言葉には、正直ぐっと来た。
きっとエルメスたんも、再び電車にハートをつかまれたに違いない!
仲直りをしたい・・・そのために、これだけ頑張れる電車君を応援したいなぁ。

第8回
「復活!!涙のオタク激白」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

桜井さん(豊原功補)とか松永氏(劇団ひとり)とか、妙にいい味出してるよなぁ。(笑)
桜井さんがこんなに脇で活躍するとは思ってなかったんだけど、予想以上に面白いわ。
雨の中で倒れた電車男(伊藤淳史)を助ける時も子供を抱っこするように運んでるし、Aちゃんねるに電車のふりして書き込んでスルーされたり・・・。
その怒りは電車に・・・って、入院中の電車にマジパンチ!(^▽^;)
松永氏の「心臓マッサ〜ジ?」「マウス トゥ マウ〜ス」という、妙に英語っぽい発音もツボだった。
そして、忘れちゃならない陣釜さん(白石美帆)の「何、硬直してんだよ!」。(゚ー゚*)
あっちこっちで、( ´,_ゝ`)プッとふきだしちゃったわよ。

そんな今回の本筋は電車男がエルメス(伊東美咲)にオタクカミングアウトをするという話。
電車男の「このままで終るのは悔しい」という気持ちや、エルメスに嘘をつきたくないという気持ちからカミングアウトを決意するんだけど、あのオタク部屋見せられたら普通は引くかな?(^▽^;)
もしくは、並んだフィギュアを見て値踏みする。(爆)
「僕はオタクなんです。こういう生き方しかできなくて・・・。青山さんに嘘をつきたくなくて・・・。こんな僕でよかったら仲直りしてもらえませんか?」と電車男。
嘘が許せないエルメスには、「嘘をつきたくなくて」という言葉はぐっと来るんじゃないかしら?

結局、エルメスさんは誕生日プレゼントとして電車にフィギュアをもらったのか。
早速部屋に飾って電車に「可愛いですよ」と電話するエルメスさん。
うーん、さすがにエルメスさんの部屋にフィギュアは似合わんような・・・。(゚ー゚;Aアセアセ

ラストではスクールウォーズのテーマソングとともに、山下真司が登場!(爆)
「青山健吾」という名前がちらっと見えたけど、ってことはエルメスのお父さん?

第9回
「最終決戦は悲劇の予感」
脚本:武藤将吾
演出:西浦正記

†コスプレ・メイド†アンジュカフェ

↑はドラマ中に使用された
メイド服ではありません<(_ _)>

うーん、エルメス(伊東美咲)のキャラと似つかわしくない行動ばかりで、ちょっと自分の中で出来上がってたエルメスのイメージが崩れてしまった。
メイド服とかツインテールなエルメスは電車男(伊藤淳史)の妄想だからいいんだけど、アキバデートに出かけてプリクラ撮りませんか?というエルメスに、まず違和感。
エルメスとプリクラ、うーんイメージできない。(´ヘ`;)
ただ、偶然ゲーセンで電車たちに出くわした松永氏(劇団ひとり)と川本氏(菅原永二)が、エルメスの「萌え〜?」という言葉に萌え〜なのには笑った。
その後、帰宅したエルメスがパジャマ姿でフォトメールを送ってくるというのも、激しく違う感じがしてしまったよ。
エルメスさんって、そんな人じゃないと思う。(思い込み?)

エルメスの家族と食事をすることになった電車男。
そこにエルメス父・健吾(山下真司)登場、一旦は追い返された電車男だったけど、由紀(秋吉久美子)と離婚についてモメてるところに忘れ物を取りに戻って来て、ふとエルメスを見ると泣いてるし・・・。
握りこぶし作って、背中で「僕のエルメスたんを泣かせたのは誰だ!」と怒ってる雰囲気が良かったよ〜。
「(エルメスの)泣いてる顔を見たくない」「子供は親に笑っていて欲しい」「誰よりも親の幸せを願っている」
あの重苦しい状況で変に丸く収めようとせず、自分の気持ちを素直に伝えた電車はすごい。
っつーか、それよりすごいのは桜井(豊原功補)。(^▽^;)
勝手に電車男に勝負を挑んで、勝手に「負けたよ、電車男」と敗北宣言。(笑)
相変わらずいい味出してる桜井さんだけど、今回はちょっとあっさりめなご出演でちょっと残念!

最終的には電車男のネットへの書き込みが問題になるのか・・・。
電車男がエルメスとの出来事をネットの住人に報告したり相談したりしていた事は、はたして裏切りなんだろうか?
その掲示板を自分の誇りだと言い切って、「おまいらごめん・・・ありがとう」とエルメス家に向かった電車男。
じぶんの口からちゃんと話したかっただろうに、一足先に啓介(速水もこみち)が掲示板の存在に気付き「アイツ、アネキのことネットでバラしてた。裏切った。」とエルメスに告げたもんだから心配だにゃ〜。
さあて、どんな結末になりますか・・・。

第10回
「最終章!奇跡の大逆転」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

うん、久々に(TωT)ウルウルした。
やはりこの作品は電車男(伊藤敦史)とエルメス(伊東美咲)の関係より、電車男をそれを見守るネットの住人たちとの繋がりに感動する。
Aちゃんねるの掲示板に自分のことを電車男が書き込んでいた事を知って、ショックを受けるエルメスは、「もう私の前に現れないで下さい。」と電車に告げる。
後々、裕子(須藤理彩)にも言われるけど、とりあえず掲示板の内容を読んでからにしてほしかったなぁ。

今日は陣釜さん(白石美帆)が活躍しまくり!(笑)
啓介(速見もこみち)に「ちゃんと掲示板読んでみろよ!」とすごんだり、電車男がフラれた事の責任は自分にもあると、いきなり「脱ぎな!」、そして電車に馬乗り、ボタンが飛ぶほど激しくシャツを引きちぎり「体で教えてやるよ」。(笑)
もう絶好調だな!陣釜さん!
はっきり言って、私は好きだーーー!(爆)

ネットの住人たちが掲示板を去った電車男を、もう一度掲示板に呼び戻そうと秋葉原に出て行くあたりも良かった。
ネットだけの繋がりだから、誰も電車男の顔を知らなくて・・・すれ違っても気付かなくて・・・。
でも、花梨ちゃんがネット中継で「掲示板を見てください」と呼びかけた事から、電車男はみんなが自分を探している事に気付くわけだ。
電車の立場なら、これは感動するだろうなぁ。
ティッシュの中の紙、秋葉原一面の貼り紙、垂れ幕、さすがにスカイメッセージはやり過ぎだろうと思ったけど(苦笑)、多少オーバーでも何故か感動が先に来てしまう。
「傷つくのはお前一人じゃない!俺たちがついている!」や「俺たちは電話線で繋がってるんじゃない!心で繋がってるんだ!」というネットの住人たちの声には、マジで(TωT)ウルウルしてしまった。
どんな形にせよ、仲間というのは素晴らしいなぁ。

電車が掲示板に残したエルメスへのメッセージ。
「明日、二人だけの秘密の場所で待ってます。」
さ〜ぁ、いよいよ来週は最終回だ。エルメスが来ることを祈るのみ・・・ですな。

最終回
「史上最大の告白!!
涙の卒業式」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

えがったーーーーー!

掲示板の書き込みを読んだエルメス(伊東美咲)。
他人が読んでも泣けちゃうようなやり取りを、本人が見て感動しないわけがない!
電車男(伊藤敦史)が待っている「二人だけの秘密の場所」へ向かうエルメスを確認し、最後まで無駄な邪魔をする桜井(豊原功補)も面白すぎ!(爆)
二人を会わせないようにして、その間にエルメスをもらっちゃおう!という桜井なりの緻密な計算があったと思うけど、結局電車とエルメスは会っちゃうし、エルメスに渡そうとした指輪もヤンキー姉ちゃんに持って行かれ、車もレッカー、当然エルメスも失い・・・という桜井に腹抱えて笑っちまった。(´▽`*)アハハ 
本当に桜井さん、ぐっじょぶ!だわ。(笑)

電車の告白は可愛かった。
エルメスが「山田さんの気持ちを聞かせてもらおうと思って、ここへ来ました。」と言ってる時点ですでにOKしたも同然なんだから、堂々と告白すればいいのに、それでもモジモジしちゃうところが電車の可愛さだよなぁ。
自分は何もしてあげられないけど、エルメスを思う気持ちは誰にも負けない・・・だから・・・だから・・・と次の言葉が言い出せず、ぎゅっと握り締めた拳をそっと包み込んで「がんばって・・・」と言うエルメス萌え〜♪
「ぼくは・・・ぼくは・・・青山さんのことが・・・だだだ、大好きです。」(σ〃▽〃)σ
よーし!よく言った!
で、告白しつつ涙している電車を見て、「もらい泣きしちゃいました」と電車にチューしたエルメスたん♪
いやぁ、もうドラマ見てこんなに照れたのは久しぶりですわ。(〃▽〃)

そこから先のベンチに座って〜のエルメスと電車は、ネットの住人を爆撃しまくり!(笑)
コンタクトがないと電車→見えない→「私も見えませんか?」と顔を近づけるエルメス→「今度は山田さんから」とキスをおねだり→電車ほっぺにちゅー(´ε` )
あの・・・汗かいちゃいましたから・・・(゚ー゚;Aアセアセ
なのに「そっちじゃないですよ、ここですよ」と唇に指を当てるエルメスって、どーーーでーーーすかーーーーー!
エルメスたんのキャラじゃないような気がしますが、あまりのこっぱずかしさでどうでもよくなりました。(爆)
ある意味、視聴者も爆撃を受けたものと思われます。 (。・x・)ゝ
大人のキスにモザイク・・・笑い死にするかと思いました。<(_ _)>

毒男のスレが1000になって書き込めなくなる=電車の毒男スレからの卒業という終わり方も良かったと思う。
陣釜さん(白石美帆)は被害者の会が出来るほど男食いまくったらしい。(笑)
桜井さんも陣釜さんも面白いキャラで最終回までしっかり楽しませてくれたけど、最終回でやっと顔を見せた電車の母(戸田恵子)は少し影が薄かったような・・・。(^▽^;)

中盤で少し盛り下がった感じはあったけど、ラス前・最終回としっかり盛り上げてくれた。
ドラマ版の電車は回が進むごとに可愛さを増していって、エルメスさん同様「愛しい」と思う存在だったし、美咲エルメスも心配したほど悪くはなかった。
このドラマ、やはり描くべきはネットの住人と電車男の関係なんだなぁ・・・と、あらためて感じた最終回。
ネットという比較的新しい繋がり方の中にあるのが、何故か古臭いほどの人情だったりするわけで、そこらへんが心を揺さぶるんでしょうね。

1クール、楽しませてもらいました。ありがとう!おまいら、ぐっじょぶ!

もう一つの最終回
「電車男VSギター男!!」
脚本:武藤将吾
演出:武内英樹

松永氏(劇団ひとり)の恋を描く電車男のスペシャルドラマって事で、ずいぶん前フリがあったんだけど・・・松永氏の恋よりネットの住人で阪神ファンの牛島(六角精児)の恋の方がプッシュされてたような気がするのよね。(^▽^;)
いや、別にそれならそれでいいんだけどさぁ、やたら松永氏メインみたいに宣伝しておいて、これはないんじゃないかと・・・。
んで、もっと「ギター男」オリジナルな部分が多いと思っていたら、何だか「電車男」の総集編みたいなのばかりで、思い描いていた雰囲気とあまりに違ったのでガッカリしちゃったわ。

初っ端で桜井さん(豊原功補)が「父さんが倒産・・・」とさぶいギャグをかましてくれて、陣釜さん(白石美帆)が「てめーから金とったら、何も残んねーんだよ!」とすごんでくれたのは面白かった。
だからこそ、きっとこの「ギター男」も面白いに違いないと思ったのに・・・。
始まってみたら、「いつまで総集編?」って感じなんだもんなぁ。

出会い系で知り合った女がミュージシャン好きと聞いて、通信教育でギターを練習した松永氏。その女にボロボロのギターを300万で買わされ、金を払ったらそこでおさらば!
その事を合コンで一緒になった裕子(須藤理彩)に話すと、「見返してやれ」と言われ松永氏はそんな裕子に惚れてしまうわけだ。

牛島が恋してたのはキャバクラ(?)で働くティファニー(ソニン)なんだけど、200万用立ててやったらとんずらされちゃって・・・。
結果的には歌手になりたいという夢を持っていたティファニーが、契約金として200万必要だと騙されていたんだけど、彼女は彼女で牛島に顔向けできなくなって東京へ出て働いていたのね〜。

ソニンのたどたどしい日本語が可愛らしかった。
それにエルメス(伊東美咲)が電車(伊藤敦史)の告白に「頑張って」と声をかけるシーンを、松永氏と川本氏(菅原永二)で声をあてているのも笑った!
だけど、そのぐらいかな〜・・・面白かったのは。

「電車男」における松永氏の役どころは面白かったと思うけど、やっぱ中心におく人材ではなかったんだろうなぁ。
その後の電車とエルメスって感じで、しっぽりと二人で温泉行っちゃってるあたりは集中しちゃったよ。(笑)
あのスレを卒業したはずなのに、エルメスたんと温泉、そして混浴なんて事になって掲示板の仲間に相談してる電車と、またまた爆撃を受けてる住人たちは面白かった。
あの妙な英語の発音も「メール」ぐらいで、ちょっと物足りなかった。(意外と、あの変な発音の英語が好きだったりするのよね)

思いっきり期待してたのが裏目に出てしまったのか、あまり面白みは感じなかったというのが正直なところ。
松永氏と裕子も、牛島とティファニーもうまくいったんだから、めでたしめでたしですな。
脇から一人ピックアップするとしたら、やっぱ桜井さんの方が面白かったかもしれないなぁ。
桜井、陣釜ペアだったら、ある意味最強だっただろうに・・・。(笑)

 

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