P：西憲彦・渡邉浩仁
主題歌：SPEED　「あしたの空(DVD付)」

第1話
「働く女はすっぴん!?
日本VS中国
お仕事バトル勃発!!」
脚本：中園ミホ
演出：岩本仁志

全く期待しないで見てみたら、意外と面白かった！

アウウトソーシングってよく耳にはするけど、会社の総務の仕事までそうなっちゃう時代なのか・・・。
このドラマ見てると、ちょっと焦っちゃうよね。(^▽^;)

商社の総務に勤める島子（観月ありさ）は、出張で行った中国でピンチを救ってもらった男性に名刺を渡して帰国。
日本に帰った島子は、課長の朝比奈（東幹久）に総務の仕事が海外アウトソーシングで中国に移す事になったと聞かされるわけよ。
「総務は会社の顔」だと自分の仕事に自信も誇りも持っている島子は、最初は大して気にもしない感じだったんだけど、派遣社員が契約を打ち切られていく様子を見て、会社も本気だと感じ始めるんだよね。

で、中国からの研修生としてやって来たのが張琳（タン・ジャースー）と楊洋（ローラ･チャン）、そして彼女たちの付き添い役として現れたのが中国で島子を助けてくれた男性・小旗（阿部サダヲ）と大龍（フービン）。

この人たちのせいで自分たちにリストラの危機が・・と思う日本人社員は当然不機嫌だし、何でもズバズバ言う楊洋は仕事を与えてもらえない不満を口に出して告げるし・・・。
文化の違いもあるから大変だわ。

そして張琳が仕事を与えてもらいたくて島子に挑んだタイピング勝負。
大勢の親戚に見送られ、父と母と涙の別れをして日本へやって来た子の仕事にかける想いは半端じゃないわけで、総務でもスキルが高いと言われている島子に勝っちゃいましたよ。
しかも、島子がわざと負けてくれたと勘違いして、お礼に食事に招待したりして・・・。
でも、住んでいるところはオンボロアパートだし、家財道具は拾ってきたものだし、はるばる中国からやって来て扱いがこれで、よく文句言わないよな・・・って日本人目線で見たら思っちゃいましたよね。
研修生たちの素朴な疑問も面白かった。

「中国では仕事する時はみんなすっぴんなのに、何故日本人は化粧をして仕事するの？」

そっか〜。
国が違えばそういうところに疑問を持っちゃうんだね。
確かに長時間のトイレでの化粧直しなんて、中国の研修生から見れば「何やってんだ？」って感じなのかも・・・。

小旗から張琳がタイピングのスキルをたったの3ヶ月で身につけたと聞かされた島子は、彼女の本気の努力を知る。
そして翌日・・・、スッピンで出社する島子。

いやぁ、そりゃスッピンで出社できる人はいいですけど(^▽^;)、スッピンで出社したばかりに仕事が手につかないという日本のOLが大半なんじゃないかと思うわけで・・・。(^^ゞ

この先、島子はずーっとスッピンなんだろうか？(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ
そんなところが気になった初回でした。（笑）

第2話
「走れ！総務の女」
脚本：中園ミホ
演出：岩本仁志

とりあえずスッピンは部長命令で禁止になったらしい。(^▽^;)

今回は総務部の業務の中のひとつを張琳（タン・ジャースー）と楊洋（ローラ･チャン）にマニュアル化させるという話だったんだけど、結局その仕事が総務から切り離されるわけで、そうなるとその担当者があぶれてしまうからとあたふたしている日本人が情けなかったわ。
文房具の発注を「それ、私の仕事です」って言ってる桜（美波）とか、「あぁ仕事がひとつ減ってよかったわ」ぐらいに思えるといいのにね〜。
それを取られたら私の仕事がなくなる！って感じなのが、どうにもこうにも情けない。

アウトソーシングじゃダメだと会社に分からせるために、わざと時間のかかりそうな業務を選んだのに、中国人の二人は寝る間も惜しんで勉強し間に合わせちゃうんだもんなぁ。
で、何とか出来上がったマニュアルを朝比奈（東幹久）と小旗（阿部サダヲ）がコーヒーこぼしてPCパーにしてダメにしちゃうというあたりがベッタベタ。┐(ﾟ〜ﾟ)┌
データがPCの中にしか保存されてなかったというのもどうなのよ！

これをたった一晩で一からやり直す事になるんだけど、コンビニバイトがバレて中国に送り返される事になった張琳も、小旗に呼び戻されて徹夜でマニュアル作りを手伝ったり・・・。

結局は張琳のスキルが必要だって事になり、日本に残る事ができるようになったんだけど・・・。

うーん、張琳の一生懸命さには確かにやられるんだよなぁ。
楊洋のタメ口は、相手は外国人だとわかっていても、たまにカチンと来そうなところがあるんだけど、張琳はかばってあげたくなっちゃうもん。

それはそうと、島子（観月ありさ）がリストラ係に任命されちゃったよ。（;´Д｀）
総務課の中から一人、クビを切らなきゃならないらしいけど、それを本当に島子が決めるとなれば、他の総務課の人間から憎まれるんだろうなぁ。

第3話
「寿退社」
脚本：中園ミホ
演出：大谷太郎

今回は中国の話はあんまり関係なかったような・・・。（;´Д｀）
もちろん、中国へのアウトソーシングの話があったから、リストラ話も出てくるんだろうけど、今までの雰囲気とはちょっとズレちゃった感じがした。

リストラ候補を誰にするかで悩む島子（観月ありさ）。
仕事のできない桜（美波）が危ないんだけど、本人には全く危機意識がなく、そんな桜を島子は逆に奮い立たせてしまうんだよね。
で、やる気を出した桜が自ら手をあげて営業二課の配置換えをやる事になったんだけど、部長の席を作るのを忘れるという大失敗をやらかしカンカンに怒らせてしまったのよ。┐(ﾟ〜ﾟ)┌
でもさぁ、あれでカンカンになる部長の下で働きたくないと思ったのは私だけでしょうか？(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ
何だか「ちっちぇ〜」って感じなんですけど・・・。（苦笑）

まぁ、これが原因で桜をクビにすると弥生（浅野ゆう子）が宣言！
朝比奈（東幹久）が桜をクビにしないでほしいと頭を下げても聞き入れてはもらえず・・・。

で、島子は朝比奈のプロポーズを受け退職するつもりになったらしいよ。
んな、アホな・・・。
大体、島子が朝比奈に惹かれているような素振りはこれっぽっちもなかったのに、下っ端OLのために自分が犠牲になって救ったつもりか？
そんなんで結婚されちゃ〜、朝比奈さんも可哀想だよ。
考え方が根本的に間違ってると思うぞ！

第4話
「見果てぬ夢」
脚本：中園ミホ
演出：大谷太郎

都留くん（井上芳雄）の歌声は凄かった！
最後に島子（観月ありさ）を抱きしめて言った「課長と結婚しないで下さい」にも驚かされた。

でも、正直もういいや！って感じだわ。(^▽^;)

もしかしたら、この先少しは面白くなるのかもしれないけど、そうだとしてもここでリタイアしちゃいます。
惜しい気持ちはないので・・・。(^^ゞ

というわけで、ばっさばっさ斬ってますが、バイバイキーーーーン！